一番町から七番町(いちばんちょう-ななばんちょう)

所在地:京都市上京区

 一番町から七番町は、桃山時代の豊臣秀吉の聚楽第の名残

 上京区の北西部にあたる

 平安京内野の跡地

 聚楽第の西南に、全国から造営のために集められた武士らの住居街が造られ 一番から七番まで振り分けられた

 現在は、各宗派の寺院がいくつも立っており「てらまち」とも称される

【経緯】

【一番町】

 名所地図情報名所

 東西:七本松通を挟んだ東西(西側は立本寺)から、相合図子通まで
 南北:中立売通の南から、仁和寺街道の北のエリア

 <立本寺

【二番町】

 名所地図情報名所

 一番町の南側
 南北:仁和寺街道の南北
 東西:相合図子通から七本松通の間のL字型のエリア

【三番町】

 名所地図情報名所

 二番町の南側
 東西:七本松通の西側
 南北:下長者町通の南側から新出水通の北側の縦細長のエリア

 <大雄寺
 <福壽院
 <極楽寺
 <観音寺

【四番町】

 名所地図情報名所

 一番町と二番町の東側
 東西:六軒町通を挟んだ東西
 南北:中立売通から下長者町通の縦長方形のエリア

【五番町】

 名所地図情報名所

 四番町の東側
 東西:六軒町通の東側、千本通の西側
 南北:中立売通から下長者町通の縦長方形のエリア

 水上勉の小説「五番町夕霧楼」では、五番町遊廓が舞台になっている

【六番町】

 名所地図情報名所

 五番町の南側
 東西:六軒町通の東側、千本通の西側
 南北:下長者町通から出水通の縦長方形のエリア


【七番町】

 名所地図情報名所

 四番町の南側から間に2つの町を挟んだ南側
 東西:六軒町通を挟んだ東西
 南北:出水通・新出水通を挟んだ南北の四角形のエリア

 <福勝寺
 <宴の松原
 <玉蔵院
 <華光寺
 <光清寺
 <本昌寺
 <五劫院
 <慈眼寺
 <地福寺


【長門町】

 名所地図情報名所

 七番町の南
 南北:新出水通の南側から、下立売通を挟んだ南北エリア
 東西:七本松通を挟んだ東西から六軒町通までの横長のエリア


 江戸時代の武士 木村重成(長門守)の屋敷があったところ
 1868年(皇紀2528)明治元年
 東の弘誓寺町を合併して長門町となる

 <弘誓寺
 <祐正寺
 <浄圓寺


【京都検定 第7回2級】

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