御室(おむろ)は、京都市右京区の仁和寺門前を中心に広がる地域
平安時代に、宇多天皇が仁和寺を創建したことから開けていく
歴史的風土保存区域に指定されており、閑静な住宅街
御室・衣笠歴史的風土保存区域 約342ha
うち、御室・衣笠歴史的風土特別保存地区 約107ha
仁和寺境内の御室の桜は国の名勝に指定されている
<御室>
「室(むろ)」とは僧房(そうぼう)(僧の住むところ)のことで、高貴な方が住む「室」を特に「御室」と敬称された
宇多天皇の僧房があった仁和寺は、「御室御所」と称されるようになり、この地の名前「御室」の由来となる
<御室焼>
陶匠 野々村仁清が、この地に窯を開き、「御室焼」と称した
「古清水」と称される色絵陶器を完成させる
現在も2カ所に窯跡が残る
<オムロン株式会社>
立石電機株式会社の本社が、御室にあったことに由来する
創業者の立石一真が考案したブランド「OMRON」を社名に変更される