半木の森(なからぎのもり)は、京都府立植物園の北半分にあたる園内唯一の自然林
植物園の着工以前から存在し、山城平野の植生をとどめ、
樹齢250〜300年以上のニレ科の落葉樹である榎(エノキ)や、椋(ムクノキ)・欅(ケヤキ)・
シロダモ・カゴノキ・シイ・カシ類の常緑樹などが混生して育成している
周りを大小四つの池に囲まれている
池の周りは楓(カエデ)類が多く、池に映えた色彩はすばらしく、特に秋は紅葉の名称
<半木神社>
半木の森の中ほどにある、この地域の鎮守の森の社
「半木の森」の名前の由来といわれる
西賀茂にあった神社が、賀茂川の氾濫で流されてしまい、この地に流れ着いて、
その流れ木で神社を創建し祀ったのが由来で、「流木神社」と称されていた
西陣織の神が祀られている
<半木の道>
賀茂川の左岸、北大路−北山通間 800mの堤防道でせせらぎの静かな散策路
植物園に沿った枝垂れ桜の名所