冠島(かんむりじま)(Kanmuri Jima)
所在地:
京都府舞鶴市
地図情報
総面積:126.456m2
周囲:約4km
東西:400m
南北:1200m
標高:169.7m
島全体が国の天然記念物(1924年(皇紀2584)大正13年に指定)
別称:大島、雄島
冠島(かんむりじま)は、舞鶴市の沖合い約10km、日本海上にある小さな無人島
オオミズナギドリ繁殖地として島全体が国の天然記念物に指定され、島への渡航は禁止されている
「オオミズナギドリ最後の楽園」といわれている
「神の島」として崇拝され、毎年「雄島まいり」といわれる地元住民の参拝が行われている
【冠島】
京都府の成生岬から若狭湾の北9kmにある小さな無人島
安山岩を主とした火山性の岩石でできており、周囲のほとんどが切り立った崖になっている
タブノキなどの常緑広葉樹の原生林で覆われている
大昔の大地震で陥没した凡海郷(おおしあまこのさと)の一部といわれ、「神の島」として崇拝されてきた
毎年「雄島まいり」といわれる地元住民の参拝が行われている
ミズナギドリ目ミズナギドリ科
学名:Calonectris leucomelas
英名:White-faced Shearwater
頭尾長:49cm
翼開長:110cm
体重:450〜750g
冠島では、数万羽から数十万羽の
オオミズナギドリが繁殖する
ミズナギドリ科の中では日本近海で繁殖する数少ない種類
冬の間は、南シナ海からニューギニア・オーストラリア近海で過ごし、2月下旬頃になると繁殖のために日本近海に帰ってくる
5月中旬〜6月中旬頃に交尾を行い、白色の卵を1個、土中に掘った巣穴の中に産卵する
8月中旬頃に孵化し、ひなは土中の巣穴の中で育つ
親鳥は、ひながある程度大きくなった頃、先に南の海へと飛び立っていき、
ひなは、親のいなくなった後、羽ばたきをし始め、南の海を目指して飛び立っていく
【京都検定 第4回2級】
【京都検定 第21回2級】
【京都検定 第6回1級】