6つの郡に68郷970村あった
現在の行政区との関係
<桑田郡(くわだ)>
218村
南桑田 亀岡市、大阪府高槻市樫田、大阪府豊能郡豊能町牧・寺田
北桑田 右京区京北、左京区広河原、南丹市美山町・八木町神吉
<船井郡(ふない)>
210村
京丹波町、南丹市園部町・日吉町・八木町のうち旧北桑田郡神吉村を除く地域
<何鹿郡(いかるが)>
136村
綾部市、福知山市のうち旧佐賀村
<多紀郡(たき)>
115村
篠山市
<氷上郡(ひかみ)>
172村
丹波市
<天田郡(あまた)>
119村
福知山市のうち旧何鹿郡佐賀村・旧与謝郡雲原村・旧加佐郡大江町を除く地域
丹波国には、8つの藩があった
亀山藩
篠山藩
福知山藩
柏原藩
園部藩
綾部藩
山家藩
八上藩
1868年(皇紀2528)明治元年の時点での丹波国の支配
桑田郡:皇室領、公家領、旗本領、亀山藩、園部藩、篠山藩、摂津高槻藩
船井郡:皇室領、幕府領、旗本領、亀山藩、園部藩、篠山藩、綾部藩、上総鶴牧藩
何鹿郡:旗本領、綾部藩、山家藩、園部藩、柏原藩、篠山藩、陸奥湯長谷藩、武蔵岡部藩
多紀郡:篠山藩
氷上郡:公家領、幕府領、旗本領、亀山藩、柏原藩、陸奥湯長谷藩、上総鶴牧藩、摂津三田藩、近江山上藩
天田郡:幕府領、旗本領、篠山藩、福知山藩、綾部藩、柏原藩、武蔵岡部藩、上総鶴牧藩、上総飯野藩
<国府>
国府は、桑田郡(現在の亀岡市周辺)にあったとされるが、明確には確定できていない
亀岡市千代川町・保津町・三宅町などが、候補地にあがっている
<国分寺>
丹波国分寺跡(金光明四天王護国寺跡)
亀岡市千歳町国分
現在は、同じ周辺場所に、国分寺が伝承している
<国分尼寺>
丹波国分尼寺跡(御上人林廃寺跡)
亀岡市河原林町
<一の宮>
出雲大神宮
<丹波湖開拓伝説>
亀岡盆地は、太古は湖であったといわれ、湖が開拓された伝承が各地に残っている
赤土の泥湖であったといわれ「丹の湖」と称され、
風が吹くと湖に丹色(朱色)の波が立ったといわれ、国名「丹波国」の由来となったといわれる