皆子山(みなごやま)は、左京区の北部と大津市との境に位置する山
京都府の最高峰
丹波高地の東端を形成する花折断層の一部となっている
東側は、安曇川(あどがわ)上流の葛川(かつらがわ)を間にして、比良山地と対峙している
北側山麓は、葛川の支流が谷を形成しており、「足尾谷」と称されている
足尾谷を挟んだ北側には、同じ丹波高地の高層湿原「八丁平(はっちょうだいら)」を抱く峰床山が続いている
南側山麓は、葛川とその上流の百井川が流れており、南斜面から百井川に注ぐ谷は「皆子谷」と称されている
皆子谷の源頭は山頂付近に達しており、山頂のすぐ西側でなだらかなすり鉢状の地形になっている
一般的に利用される登山道は3ルート
北側の足尾谷から谷沿いに登るルート
東側から尾根沿いに登るルート
南側から谷沿いに登るルート
<北側の足尾谷から谷沿いに登るルート>
旧国道367号に接続する足尾谷林道の終点に登山口がある
足尾谷沿いに北西方向へ迂回
標高580m付近で合流するツボクリ谷に沿って南方向へ進路を変えて直登する
<東側から尾根沿いに登るルート>
葛川沿いにある集落から直登する
<南側から谷沿いに登るルート>
葛川沿いから支流の寺谷を登るルートと、百井川から皆子谷を登るルートがある