若王子山(にゃくおうじやま)

所在地:京都市左京区鹿ケ谷若王子山町   地図情報

標高:183m

東山三十六峰:第16番

 若王子山(にゃくおうじやま)は、東山三十六峰の一つの山

 南禅寺山の手前に折り重なるように見えるなだらかな山

 隣の南禅寺山とは直線距離で120mほどで隣接しており、独立峰とは見にくく、山頂は広く平坦になっている

 山麓には熊野若王子神社があり、山頂には同志社墓地がある

【若王子山墓地】

 京都市の共同墓地
 熊野若王子神社の横の山道から若王子山墓地へ上がっていける

 <同志社墓地
 若王子山の山頂にある
 熊野若王子神社から山道を徒歩約25分
 同志社大学創立者 新島襄、妻 新島八重、山本覚馬などや、同志社大学関係の宣教師たちが葬られている

 <新島襄のお墓>

 <新島八重の墓のお墓>
 碑銘「新嶋八重之墓」は、徳富蘇峰の書

 <新島襄の父親 新島民治のお墓>
 <新島襄の母親 新島登美(とみ)のお墓>
 <新島襄の3番目の姉 新島美代のお墓>

 <徳富蘇峰のお墓>

 <新島八重の父親 山本権八のお墓>
 <新島八重の母親 山本佐久のお墓>
 <新島八重の弟 山本三郎のお墓>

 <新島八重の兄 山本覚馬のお墓>
 江戸時代末期の会津藩藩士
 京都府顧問となり、初代京都府知事 槇村正直とともに新島襄の協力者
 現在の同志社大学今出川校地の敷地を譲った

 <山本久栄の墓>
 山本覚馬と小田時栄との三女
 同志社女学校で学び、徳富蘆花の小説「黒い眼と茶色の目」に描かれた「茶色の目」事件のヒロイン

 <松本五平のお墓>
 同志社墓地内の出入口の右側にある
 「大正3年11月 校友有志一同」とも刻まれている
 同志社大学で小使(用務員)として新島襄に仕えていた

【その他】

 <光雲寺
 書院南庭は、琵琶湖疏水の水を引き、若王子山を借景とした池泉回遊式庭園


【京都検定 第10回1級】

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