南郷公園(なんごうこうえん)は、亀岡市にある、明智光秀築城の亀山城の外堀跡の南郷池を中心とした公園
明智光秀築城の亀山城の外堀跡の南郷池を中心とした公園
南郷池の対岸は、亀山城跡の大本 天恩郷の植物園になっている
<雑水川(ぞうずがわ)>
雑水川の一部が南郷池となっている
<桜並木>
例年の開花時期:3月下旬〜4月下旬
<トンボの生息地>
南郷池には、ギンヤンマやシオカラトンボ、アキアカネなど約40種類のトンボが生息している珍しい貴重な地
<石碑「明智光秀公築城亀山城阯」>
<亀山城復元鯱瓦>
公園の入口に、一対の復元鯱瓦が飾られている
亀山城の天守閣にあった1852年(皇紀2512)嘉永5年鋳造の鯱瓦の復元像
鯱瓦の土台には亀岡城の天守が描かれている
1878年(皇紀2538)明治11年頃の亀山城の廃城により、森川喜兵衛氏に払い下げられる
1880年(皇紀2540)明治13年の京都府医学校(現京都府立医大)の新築のときに寄贈され、講堂棟瓦の両端に飾られていた
一対のうち片方は破壊され、残りの一体は現在、京都府立医科大学に収蔵されている
1995年(皇紀2655)平成7年4月15日
亀岡市市制施行40周年、亀岡ロータリークラブ創立25周年を記念してブロンズ像として復元された
<明智光秀銅像>
しゃちほこ広場の鯱の間に明智光秀の銅像が立っている
2019年(皇紀2679)令和元年5月1日、俳優 西村まさ彦らが出席して、除幕式が行われた
<亀山城の堀>
亀山城の南側は、内堀・外堀・惣堀(そうぼり)の三重の堀と御土居が巡らされ、堅牢な造りになっている
南郷公園のある北側の搦手(からめて)は、外堀が一重にめぐらされているだけとなっていた
有事の時には、保津川の流れを塞き止め、北側の水田が一気に大きな堀となるように考案されていたためといわれる