牛若ひろば(うしわかひろば)は、木屋町通の南端、五条大橋西橋詰にある公園
京の五条の橋の上で、牛若丸と弁慶が決闘をしたことにちなむ
京都市の最初の児童公園として整備された
<大田垣蓮月の歌碑>
「あすもきて 見んと 思えば 家づとに 手折るも をしき 山さくら花」
<木屋町通コミュニティ道路>
京都市の歩いて楽しい「歩くまち・京都」の実現を目指す一環で、歩行空間が形成されている
<文部省唱歌「牛若丸」>
1969年(皇紀2629)昭和44年5月「尋常小学唱歌(一)」
「京の五条の橋の上 大のおとこの弁慶は 長い薙刀ふりあげて 牛若めがけて切りかかる
牛若丸は飛び退いて 持った扇を投げつけて 来い来い来いと欄干の 上へあがって手を叩く
前やうしろや左右 ここと思えば またあちら 燕のような早業に 鬼の弁慶あやまった」
<五条大橋>
室町時代に書かれた「義経記」によると
牛若丸(源義経)と弁慶の出会いは、五条大橋ではく、
五條天神宮の境内に流れていた西洞院川に架かっていた橋で出会ったともいわれる
また、当時の五条の大橋は、現在の松原橋にあたる
<扇塚>
木屋町通の向かい側、五条大橋西詰北側にある
<牛若丸と弁慶の像>
五条通の中央分離帯の工事中、「牛若丸と弁慶の像」が、牛若ひろばに置かれていた