呂川(りょせん)は、大原の里を、三千院の南側を、東から西に流れる南側の小さな川
北側の律川(りつせん)とあわせて「呂律川」と称される
大原の里は、声明の発祥の地でもあり、声明の呂(呂旋法)と律(律旋法)にちなんで名付けられている
<徒然草>
作者:吉田兼好
「唐土は呂の国なり。律の音なし。和国は単律の国にて、呂の音なし。」と記されている
<呂律(ろれつ)>
声明には、呂(呂旋法)と律(律旋法)があり、呂曲(呂旋法)を律旋法で唱誦するときなど、
うまく呂と律の使い分けを出来ないことを「呂律(ろれつ)が回らない」といわれる