釜座通(かまんざどおり)は、京都市の南北の通りの一つ
京都府府庁正門前から南下し、丸太町通までは中央分離帯があり、丸太町通から三条通までは小路になっている
梵鐘や茶釜の鋳造を特権的に行っていた三条釜座があったことに由来する
新町通と西洞院通に挟まれた、下立売通から三条通までの小路
北端部の丸太町通から下立売通は、京都府庁の正面口に至る短い区間で、街路樹のある幅の広い大通りになっている
丸太町通から南は、北行の一方通行の狭い道となっている
<三条通以南>
高辻通までは、大きく中断
錦小路通から四条通、綾小路通にかけた新釜座町には、小さな図子がある
高辻通から南、七条通までは、「若宮通」と称されている
三条通のあたりに、釜師が住む「釜座(かまんざ)」が集まっていた
梵鐘や茶釜の鋳造を特権的に行っていた三条釜座があったことに由来する
<大西清右衛門>
大西家は、千家十職の一つ釜師
釜座通の南端には、大西清右衞門美術館があり、釜の伝統と様式なども公開されている
<仏具屋通>
江戸時代
仏具店が多かったことから、「仏具屋通」とも称されていた
<京都府府庁>
<京都府警察本部>
<下立売通>
<京都市上京消防署>
<京都第二赤十字病院>
<京都市中京消防署 梅屋消防分団>
<梅屋広場(旧京都市立梅屋小学校跡)>
<京都銀行府庁前支店>
<丸太町通>
<究理堂>
<奥村家・奥村吉兵衛>
<こぬか薬師>
<二条通>
<東三条殿跡>
<御池通>
<高松神明神社>
<高松殿跡>
<三条通>
<釜座町>
<大西清右衞門美術館>
<こぬか薬師>
中京区釜座通二条上ル大黒町
京都府庁を下った西側にある
この辺りの女性は鹿子(かのこ)髪を結う人が多かったといわれ、
その女性達に信仰が厚かったことから鹿子薬師、それが訛って「こぬか薬師」となったともいわれる