白川北通(しらかわきたどおり)は、東山区にある、白川に沿った小道
白川は、北から流れてきて東大路通でクランク状に東西に流れを変え、白川北通の終端の先で、また90度南に流れを変える
この地区は「有済」にあり、白川には「有済橋」が架かっており、「なすありの径(みち)」とも称される
桜の名所になっている
西端の有済橋で花見小路通を100mほど下ったところで白川南通に通じる
<なすあり地蔵>
白川北通(なすありの径)の西端、花見小路通と交差する辺りに祀られているお地蔵さん
1954年(皇紀2614)昭和29年
京都市水道局が花見小路通の水道管工事をした時に、白川の川底から出土したもの
数百年以上も川底に眠っていたといわれる
名前は、廃校となった地元の「有済小学校」の校歌に歌われる「たえてしのべばなすあり」にちなんで命名される
「なすあり」とは、中国古代の歴史書「書経」に記されている言葉
「耐えて忍べば済す有り(どんな辛い事にも耐え忍んで努力すれば必ず報われる)」という意味がある
<狸橋(たぬきばし)>
<有済橋(ありなすはし)>
<私橋>
白川沿い南側の家々が、細いプライベート橋をかけている