蛸薬師通(たこやくしどおり)は京都市内の東西の通りの一つ
三条通から数えて南に六筋目、四条通から北に2つ目の通り
東は木屋町通から、西は佐井通の西の春栄公園付近まで
途中、後院通と御前通の間では市営バス壬生車庫やJR山陰本線(嵯峨野線)など数箇所で分断されている
平安京の四条坊門小路にあたる
東端の木屋町通から、東側の先斗町通までは細い路地がある
西端の佐井西通の西の春栄公園付近から、90度南向きに曲がり、西院乾町の突き当りまで南下して終端する
途中
河原町通と新京極の間は、若干南に下がって通っており、一直線になっていない
JR二条駅と四条大宮交差点を斜めに結ぶ後院通から西側は複雑になり、
JR山陰本線(嵯峨野線)から御前通の間で中断する
<蛸薬師>
蛸薬師通の名前の由来となっている永福寺の本尊
蛸薬師通と新京極の交差点付近にある
「沢薬師(たくやくし)」と称されていたものが訛って「蛸薬師」と称されるようになったといわれる
かつては、室町通二条通下ルにあった
豊臣秀吉の都市改造政策で再整備され、現在の地に移転された