哲学の道(てつがくのみち)は、「日本の道百選」にも選ばれている散歩道
今出川白川の浄土橋から、銀閣寺の参道に架かる銀閣寺橋を経由して、
南へ琵琶湖疏水の支流に沿って下り、東山山麓の若王子橋までの全長約2km
近代日本の代表的な哲学者 西田幾多郎(京都帝国大学)や、経済学者 河上肇などが、よくこの道を散策しながら
思索にふけったことから名付けられたといわれる
今出川白川の浄土橋から、銀閣寺の参道に架かる銀閣寺橋を経由して、
南へ琵琶湖疏水の支流に沿って下り、東山山麓の若王子橋までの全長約2km
<名前の由来>
近代日本の代表的な哲学者 西田幾多郎(京都帝国大学)や、経済学者 河上肇などが、よくこの道を散策しながら
思索にふけったことから名付けられたといわれる
地元住民は、「疏水端(そすいばた)」と称していた
京都大学も近く、多くの学者や文化人が住んでおり、
「文人の道」「散策の道」「思索の小径(こみち)」「哲学の小径」「哲学者道」などとも称される
ドイツ・ハイデルベルクの「哲学者の道」と地形がそっくりともいわれる
<桜の名所>
1922年(皇紀2582)大正11年
日本画家の大家 橋本関雪の妻 米子により染井吉野300本が寄贈され、
銀閣寺道交差点から洗心橋付近に植樹された
現在、染井吉野、大島桜・八重桜・枝垂れ桜など約450本の桜が植えられている
<関雪桜(かんせつざくら)>
西田幾多郎の歌碑の回りの桜
<西田幾多郎の歌碑>
「人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾行くなり」
西田幾多郎の言葉を刻んだ歌碑が建っている
西田幾多郎は、京都帝国大学大学の哲学者で、「善の研究」の著者
<紅葉の名所>
秋には、いろは紅葉(イロハモミジ)が色づく
<京都市登録記念物>
初夏(5月下旬〜6月中旬)には、ゲンジボタルが見られる
キマダラルリツバメも見ることができる
琵琶湖疏水 水路閣
銀閣寺
白沙村荘
西田幾太郎碑
法然院
安楽寺 松虫鈴虫寺 かぼちゃ供養
霊鑑寺
大豊神社御旅所
大豊神社
小川家住宅
泉屋博古館
熊野若王子神社
永観堂
<近代京都文学 京都ゆかりの著書>
「暗夜行路」 志賀直哉
「卯の花くたし、鹿ヶ谷、琵琶湖疏水」 田宮虎彦
「虹いくたび」 川端康成