稲葉正邦(いなばまさくに)(Masakuni Inaba)

江戸時代幕末の大名・老中・京都所司代

生年:1834年(皇紀2494)天保5年5月26日
没年:1898年(皇紀2558)明治31年7月15日
享年:65

官位:正四位
子爵

山城国淀藩12代目で最後の藩主

正成系稲葉家宗家16代

 稲葉正邦(いなばまさくに)は、 江戸時代幕末の大名・老中・京都所司代

 山城国淀藩12代目で最後の藩主

 京都所司代に任じられ、京都の政務を一任され、京都守護職 松平容保と共に尊攘激派の取り締まりに当たる

 老中となり、鳥羽・伏見の戦いでは、江戸で将軍の留守を守っていたが、
淀城では、敗北した幕府軍が退却してきたときに、錦旗を掲げて城門を閉ざして受け入れを拒否した

【稲葉正邦の歴史・経緯】

【稲葉正邦の主な著書】

 <著書「妖幻夜話」>
 <著書「東閣遺草」>


 <「淀稲葉家文書」>
 老中在職中の正邦の書簡や意見書などをまとめたもの
 幕末の政局を知る史料とされる

【その他】

 <淀藩>
 1723年(皇紀2383)享保8年
 稲葉正知が佐倉城から移封となり、以降12代続く
 稲葉氏は、三代将軍 徳川家光の乳母として権勢を誇った春日局の家系


 <神道大教>
 宮中三殿奉斎の神霊をまつり「三条教則」を教憲として
「惟神(かんながら)の大道」を拡張し神道を宣教することを目的とされる
 稲葉正邦を管長にして神道本局を組織する


【京都検定 第16回1級】

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