八坂氏(やさか)
八坂氏(やさかし)は、飛鳥時代より山城国愛宕郡八坂郷(現在の東山区あたり)に勢力を持っていた渡来系氏族
「新撰姓氏録」の
山城国諸蕃には「八坂造出自狛国人之留川麻乃意利佐也」と記されており、
朝鮮半島から移住してきてた高麗人の進調使 伊利之使主が、八坂氏の祖とされる
「八坂造(やさかのみやつこ)」の姓を賜わり、その子孫が代々、祇園社(
八坂神社)執行となる
【八坂氏の歴史・経緯】
【八坂氏ゆかりの地】
<祇園社(八坂神社)>
朝鮮半島から移住してきた八坂氏の祖とされる高麗人の進調使 伊利之使主が、氏神として新羅国牛頭山の大神さんの神霊を祀った
この新羅の神さんが、後に素戔嗚尊と同一の神さんとされる
伊利之使主の子孫が「八坂造(やさかのみやつこ)」の姓を賜わり、その子孫が代々、祇園社執行となった
<法観寺>
八坂造が、五重塔の建立などに関わったといわれる
【京都検定 第19回1級】