愛宕神社(あたごじんじゃ)は、亀岡市の東部、牛松山のふもとにたつ
京都市の愛宕山山頂にある愛宕神社の元とされる神社で、「元愛宕」と称される
周りの森林には、ムササビが生息している
「京都の自然200選」にも選ばれている
<本殿(重要文化財)>
鎌倉時代後期の建立
左右には、檻に入れられた猿が守護している
<モミの木(亀岡の名木)>
マツ科・常緑高木
樹高33m、幹周3.6m
材木は、淡黄白色で、美しく彫刻・建築材・家具・太鼓・桶などに用いられる
<スギの木(亀岡の名木)>
スギ科・常緑高木の神木
樹高29m、幹周5.1m
樹齢1,000年といわれる巨木で「千年杉」と称される
木の虚(うろ)には、ムササビが生息している
材木は、美しく彫刻・建築材・船舶材・家具・桶などに用いられる
<イヌマキの木(亀岡の名木)>
マキ科・常緑高木
樹高19m、幹周2.7m
庭木としてよく植えられたり、生垣に用いられる
材木は、水湿に強く、屋根板・桶・棺・下駄などに用いられる
<八幡宮>
天平年間(729年〜749年)
宇佐八幡宮から分霊して国分寺境内に守護神として祀られたもの
1835年(皇紀2495)天保6年
国分寺が荒廃し、村の有志により、愛宕神社に遷して祀られる
<愛宕の三つ参り>
京都市の愛宕神社と同様、火除けにご利益があり、3歳までにお参りすると、一生、火災に遭わないといわれる