文子天満宮(あやこてんまんぐう)は、北野天満宮の創建の由来となった天神信仰発祥の神社
菅原道真の託宣により、日本で最初に祀られた神社
<老松社(おいまつしゃ)>
祭神:島田忠臣(しまだただおみ)
植林林業の神さんとされる
島田忠臣は、菅原道真の家臣といわれ、菅原道真夫人の父親ともいわれる
島田忠臣は、菅原道真が無実を天の神々に訴えるために天拝山に祀られたとき、菅原道真の勺を持ってお供したといわれる
後に、菅原道真は、島田忠臣に松の種を持たせ、北野の馬場に蒔くように託されたといわれる
<福部社(ふくべしゃ)>
祭神:十川能福(そがわのうふく)
開運招福の神さんとされる
十川能福は、菅原道真に仕えた舎人(とねり))(牛車を世話人)
名前から、金運と開運、招福を司る福の神として崇敬されるようになった
<火之御子社(ひのみこしゃ)>
祭神:火雷神(いかずち)
雷除け、五穀豊穣の神さんとされる
<白太夫社(しらたゆうしゃ)>
祭神:渡会春彦(わたらいはるひこ)
子宝の神さんとされる
菅原是善(すがわらこれよし)が世継ぎの誕生を、伊勢神宮の宮司 渡会春彦に託して、豊受大神宮(外宮)に祈願された
菅原道真が生まれてからは、守役(もりやく)として菅原道真に仕え、忠誠を尽くした
渡会春彦は、若い頃から白髪で、「白太夫」と称された
各地の天神宮には、白太夫を称えて祀られている
<白瀧稲荷社>
祭神:正一位 白瀧稲荷大明神