東丸神社(あずままろじんじゃ)は、伏見稲荷大社の大鳥居内の境内に隣接してたっている神社
江戸時代中期の国学者・歌人で伏見稲荷大社の社家に生まれた荷田春満を祀る
学問向上・受験合格の神さんとして広く信仰される
隣接して、国の史跡である荷田春満の旧宅と墓地がある
荷田春満は、江戸時代中期の国学者・歌人
門下に賀茂真淵がおり、本居宣長・平田篤胤らとともに国学の四大人の一人
近世国学を発展させて「万葉集」「古事記」「日本書紀」や大嘗会の研究の基礎を作り、
儒学の古学のもと復古神道を提唱した
主な著書は、「万葉集僻案抄」「春葉集」「創学校啓」「伊勢物語童子問」などがある
伏見稲荷大社境内に隣接する東丸神社に学問の神様として祀られている
<本殿>
<末社 荷田社>
祭神:荷田殷・嗣・早・龍の四霊
<末社 春葉殿>
<絵馬掛>
参道に沿った絵馬掛け
合格祈願や学業上達を祈願する絵馬が一面に掛けられている
<としまいりの石>
「としまいり」とは、祈願事をする人の歳の数だけ参拝をすること
本殿前にある竹棒ボックスから歳の数だけ竹棒を持って、本殿と「としまわりの石」の間を廻り、
参拝する度ごとに竹棒を一本ずつ箱に納める