倭宿禰命(倭宿祢命)(やまとのすくねのみこと)は、天孫 彦火明命(ほあかりのみこと)第四代
天照大御神の孫の彦火明命は、天孫として丹後に天降ったとされる
倭宿禰命は、その彦火明命を丹波国造の祖とし籠神社の宮司家を直系で世襲してきた
海部宮司家(あまべぐうじけ)の四代目とされる
神武天皇が明石海峡にたどり着いたとき、亀に乗って現れて、神武天皇を案内したといわれる
籠神社に、倭宿禰命が亀に乗った像が立っている
<籠名神社祝部海部直等之氏系図(国宝)>
海部氏系図(あまべうじけいず)
彦火明命を丹波国造の祖とする海部氏が、籠神社の宮司家として、代々伝えてきたもの
祝部系図(本系図)と、海部氏勘注系図(丹波国造本記)とからなる
祝部系図(本系図)は、貞観年間(859年〜877年)に書写された、現存する日本最古の系図
<倭宿禰命像(籠神社)>
籠神社の拝殿の左に立っている
神武天皇が東征されたとき明石海峡に現れたときの亀に乗った姿