吉田兼倶(よしだかねとも)は、室町時代中期から戦国時代にかけての神道家
神道家の卜部家(うらべけ)の系譜をひき、吉田兼倶が吉田家・吉田神道を興し、唯一神道(ゆいいつしんとう)の祖となる
吉田神社の境内に葬られ、「神龍大明神」として祀られている
吉田神道(よしだしんとう)とは、吉田兼倶によって大成された神道の一流派
「唯一神道」「宗源神道」とも称される
「唯一神道名法要集」によれば、
神道は、本迹縁起神道(社例縁起神道)・両部習合神道・元本宗源神道の三種に分けられ、このうち元本宗源神道は、
吉田家の祖先神である天之子八根命によって伝えられた正統的神道であるとする
反本地垂迹の立場で、儒教・仏教・道教の教理を取り入れられている