櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)(Ichitani Munakata Jinjya) 京都通メンバ
所在地:京都市西京区嵐山中尾下町   鳥居地図情報鳥居

祭神:
 櫟谷神社:奥津島姫命 (おきつしまひめのみこと)
 宗像神社:市杵島姫神(いちきしまひめのみこと)

社格式内社(櫟谷社)
松尾大社の境外摂社

創建:飛鳥時代

ご利益:福徳蓄財、金運財運向上、技芸向上、知恵増進、縁結び、水難除け

 櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)は、嵐山 渡月橋の南橋詰から岩田山中腹にある松尾大社の境外摂社

 櫟谷社と宗像社の2社が1殿に祀られている

 両者ともに水の女神が祀られており、大堰川(桂川)の水運の安全を祈願して祀られたといわれる

 櫟谷社は式内社で、松尾三社の一つで、宗像社は松尾七社の一つ

【櫟谷宗像神社の歴史・経緯】

【櫟谷宗像神社の境内】

 <本殿>
 流造、銅板葺
 一つの屋根の下に2つの祠が隣接しており、それぞれ「櫟谷大神」と「宗像大神」の扁額がかかる

 <手水舎>
 手水鉢は、1643年(皇紀2303)寛永20年、角倉了以の孫 吉田厳昭の寄進
 <駒留橋>
 参道の石段下に架かる橋
 かつて神職が神馬を繋いだ橋といわれる

【櫟谷宗像神社の文化財】

 <女神像2躯(京都府指定文化財)>
 1143年(皇紀1803)康治2年の造立
 松尾大社宝物館で保管展示

 <神像1躯(京都府指定文化財)>
 松尾大社宝物館で保管展示

【櫟谷宗像神社の祭事】

 <八朔祭>
 9月第一日曜日
 女神輿やまぶき会によるお神輿巡行が行われる

【その他】

 <「桓武天皇勅営角倉址・了以翁邸址・平安初期鋳銭司旧址」の石碑>
 櫟谷宗像神社の対岸(嵯峨天竜寺角倉町)に石碑が立っており、葛野の鋳銭所があった
 平安時代、葛野の鋳銭所で、新しい鋳銭が造られたときには、松尾神社とともに必ず当社にも奉納されていた
 福徳財宝の神さんとして信仰されている

【櫟谷宗像神社へのアクセス】

 市バス/京都バス 嵐山公園 徒歩約5分
 嵐電 嵐山線 嵐山駅 徒歩約10分
 阪急電車 嵐山線 嵐山駅 徒歩約10分

LINEで送る

[インデックス]


京都通メンバページ


フェイスブックでシェア LINEで送る

[目次]


[関連項目]


[協賛リンク]



[凡例]

赤字
 京都検定の出題事項
 (過去問は下段に掲載)

ピンク
 京都検定に出題された
項目へのリンク

青色紫色
 関連項目へのリンク