皇大神宮(こうたいじんぐう)は、伊勢神宮の正宮、伊勢の宇治の五十鈴川の川上に鎮座している宮
神宮の2つの正宮のうちの一つで「内宮(ないくう)」と称される
皇室の祖先神である天照大御神が祀られている
「外宮先祭」と称し、神事は外宮・内宮の順で行われ、参拝も外宮・内宮の順で行なう
<天照大御神>
「天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)」「皇大御神(スメオオミカミ)」とも称される
皇室の祖先神(皇祖神)とされ、日本で最も貴く、国家の最高神とされる
「日本書紀」によると
皇大御神は、「光華明彩(ひかりうるわ)しく六合(あめつち)の内に照り徹らせり」と称えられる
太陽を神格化した神さん
御神体は、八咫鏡(やたのかがみ)
八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)と草薙剣(くさなぎのつるぎ)とで三種の神器(じんぎ)と称される
神宮は125社の宮社の総称で、そのうち五十鈴川の川上にある皇大神宮(内宮)には、
正宮1、別宮10、摂社27、末社16、所管社38の全部で92のお宮がある
内宮の宮域は、5,500haの広さがあり、神域と宮域林とに大別される
神域は、社殿を中心とした付近およそ93haで、鎮座以来全く斧を入れることのない禁伐林となっている
参道には、鉾杉(ほこすぎ)などが立ち並んでいる
<正宮(しょうぐう)>
伊勢の宇治に、内宮の奥の神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座している
御垣内は、6,807m2
御垣の規模や、御正殿・西宝殿・東宝殿の配置、構造は、外宮とほぼ同じ
御正殿(ごしょうでん)
唯一神明造という檜の素木(しらき)を用いて、切妻(きりつま)平入(ひらいり)の
高床式穀倉(こくそう)の形式から発展した日本最古の建築様式
柱は掘立で、全て直線的
屋根は萱葺きで、両妻は直径79cmの太い棟持柱(むなもちばしら)が支えている
棟には10本の鰹木(かつおぎ)がのせられている(外宮は9本)
屋根の両端には、破風板の先端が屋根を貫いて、水平に切られた4本の千木(ちぎ)が高くそびえている
(千木の先が水平に切られていて「内削(うちそぎ)」と称される、外宮は外削)
御正殿を中心にして、瑞垣(みずがき)・内玉垣(うちたまがき)・外玉垣(とのたまがき)・板垣(いたがき)の
4重の御垣がめぐらされている
御垣の最も奥の聖域を「内院」と称される
東宝殿・西宝殿
御正殿の後方(北側)(外宮では前方(南側))の東西にある
萱葺・神明造
中重鳥居
内玉垣と外玉垣の間「中重(なかのえ)」の中間にある
柱の左右には八重榊(やえさかき)が飾られている(内宮のみ)
宿衛屋
板垣の南北両御門内にある
神職が交代で、一日中、祭神の近くで仕えている
<新御敷地(しんみしきち)>
正宮には、東西に同じ広さの敷地がある
20年に一度の式年遷宮ごとに社殿が新しく造り替えられる
<内宮別宮>
別宮は「わけみや」の意味で、神宮の社宮のうち正宮に次いで尊いとされる
「宮号宣下(きゅうごうせんげ)」により、勅書や後には官符で「宮号(きゅうごう)」が定められた
宮域内に2社、宮域外に8社ある
荒祭宮(あらまつりのみや)(式内社)
内宮の別宮の中でも正宮と同じ時期に遷宮が行われる最も格式の高い別宮
祭神:天照坐皇大御神の荒御魂(あらみたま)
風日祈宮(かざひのみのみや)(式内社)
祭神:風の神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)
鎌倉時代の2度の元冦(げんこう)の時には、神風(かみかぜ)を起こして日本を守ったといわれる
外宮別宮にも、同じ祭神を祀った風宮がある
月讀宮(つきよみのみや)(式内社)
祭神:月読尊
外宮と内宮を結ぶ御幸道路の途中の道路沿いの森の中にある
外宮別宮にも、同じ祭神を祀った月夜見宮がある
月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)(式内社)
祭神:月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
月讀宮境内にある
伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)(式内社)
祭神:伊弉諾尊
月讀宮境内にある
伊佐奈弥宮(いざなみのみや)(式内社)
祭神:伊弉冉尊
月讀宮境内にある
倭姫宮(やまとひめのみや)
祭神:倭姫命(やまとひめのみこと)
内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中ほどにある倉田山にある
瀧原宮(たきはらのみや)(式内社)
祭神:天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
宮川の上流でその支流 大内山川が深い渓谷の中を流れる山間にある
瀧原竝宮(たきはらならびのみや)
祭神:天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
瀧原宮境内にある
伊雑宮(いざわのみや)(式内社)
祭神:天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
志摩郡磯辺町にある
<内宮摂社>
正宮・別宮を除いて、「延喜式神名帳」に記載されている神社を摂社とされ、全て式内社
27社
朝熊神社(あさくまじんじゃ)
朝熊御前神社(あさくまみまえじんじゃ)
園相神社(そないじんじゃ)2座
鴨神社(かもじんじゃ)2座
田乃家神社(たのえじんじゃ)
田乃家御前神社(たのえみまえじんじゃ)
蚊野神社(かのじんじゃ)
蚊野御前神社(かのみまえじんじゃ)
湯田神社(ゆたじんじゃ)2座
大土御祖神社(おおつちみおやじんじゃ)
国津御祖神社(くにつみおやじんじゃ)
朽羅神社(くちらじんじゃ)
宇治山田神社(うじようだじんじゃ)
津長神社(つながじんじゃ)
堅田神社(かただじんじゃ)
大水神社(おおみずじんじゃ)
江神社(えじんじゃ)
神前神社(こうざきじんじゃ)
粟皇子神社(あわみこじんじゃ)
川原神社(かわらじんじゃ)
久具都比賣神社(くぐつひめじんじゃ)3座
奈良波良神社(ならはらじんじゃ)
棒原神社(すぎはらじんじゃ)2座
御船神社(みふねじんじゃ)
坂手国生神社(さかてくなりじんじゃ)
狭田国生神社(さたくなりじんじゃ)
多岐原神社(たきはらじんじゃ)
<内宮末社>
正宮・別宮・摂社を除き、「延暦儀式帳」に記載されている神社を末社とされ、全て式内社
16社
鴨下神社(かもしもじんじゃ)
津布良神社(つぶらじんじゃ)
葭原神社(あしはらじんじゃ)
小社神社(おごそじんじゃ)
許母利神社(こもりじんじゃ)
新川神社(にいかわじんじゃ)
石井神社(いわいじんじゃ)
宇治乃奴鬼神社(うじのぬきじんじゃ)
加努弥神社(かぬみじんじゃ)
川相神社(かわあいじんじゃ)
熊淵神社(くまぶちじんじゃ)
荒前神社(あらさきじんじゃ)
那自賣神社(なじめじんじゃ)
葦立弖神社(あしだてじんじゃ)
牟弥乃神社(むみのじんじゃ)
鏡宮神社(かがみのみやじんじゃ)
<内宮所管社>
正宮・別宮・摂社・末社以外の神社を所管社とされる
30社
子安神社(こやすじんじゃ)
祭神:木華開耶姫命
ご利益:安産、厄除け
滝祭神(たきまつりのかみ)
祭神:五十鈴川を守護する水の神
五十鈴川御手洗場にあり、社殿はない
別宮に準じて祭典が奉仕される
御稲御倉(みしねのみくら)
祭神:御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)
神宮神田より収穫された抜穂(ぬいほ)の御稲を納める倉
祭事のとき、御稲を奉下して、大御饌が調理される
社殿は、高床式倉庫となっており、規模は小さいが正宮と同じ唯一神明造
興玉神(おきたまのかみ)
宮比神(みやびのかみ)
屋乃波比伎神(やのはひきのかみ)
御酒殿(みさかどの)
由貴御倉(ゆきのみくら)
四至神(みやのめぐりのかみ)
神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)(式内社)
神服織機殿神社 末社8社
神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)(式内社)
神麻続機殿神社 末社8社
御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)
饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)
大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)
<瀧原宮所管社>
3社
若宮神社(わかみやじんじゃ)
長由介神社(ながゆけじんじゃ)
川島神社(かわしまじんじゃ)
<伊雑宮所管社>
5社
佐美長神社(さみながじんじゃ)(式内社)
佐美長御前神社(さみながみまえじんじゃ)4座
<五十鈴川(いすずがわ)>
神域の西側を流れる神聖な川
神路山を水源とする神路川と、島路山を源とする島路川の二つの流れが合流して五十鈴川となる
別名「御裳濯川(みもすそがわ)」は、倭姫命が、御裳のすそのよごれを濯がれたことから名付けられたといわれる
かつては、現在の島路川が、五十鈴川本流とされ、五十鈴川橋(現在の風日祈宮御橋)がかけられていたが、
その後、最も長い川が河川の本流と定義され、島路川が五十鈴川支流とされた
<宇治橋(うじばし)>
内宮への入口にあり、神聖界と俗界との架け橋といわれる
五十鈴川に架けられた全長101.8m、幅8.4mの檜(ひのき)の木造反り橋
欄干の上に16基の擬宝珠(ぎぼし)がある
橋脚の部分は、欅(けやき)が用いられている
式年遷宮の時に、20年毎に、かけ替えられる
<大鳥居>
宇治橋の外側と内側に立つ
高さ7.4m
旧御正殿の棟持柱(むなもちばしら)が用いられ、外側の鳥居は外宮のものが用いられる
さらに20年後に、内側の鳥居は鈴鹿峠のふもとの「関の追分」、外側の鳥居は桑名の「七里の渡」の鳥居となる
<五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)>
参道の右手のゆるやかな斜面を下りていくと、五十鈴川岸に石畳を敷き詰めた御手洗場がある
参拝をする前に五十鈴川の清流で心身を清めるところ
手水舎でではなく、五十鈴川で、手と口をすすぐことが勧められる
1692年(皇紀2352)元禄5年
石畳は、徳川綱吉の生母 桂昌院が寄進したものといわれる
<風日祈宮御橋(かざひのみのみやみはし)>
風日祈宮に参拝する橋
「五十鈴川御橋」とも称される
長さ43.6m、幅4.6m
南端の欄干には、「太神宮風宮 五十鈴川御橋明応七年戌午本願観阿弥 敬白」の銘が刻まれている
室町時代に、勧進聖(かんじんひじり)の神忠によってかけられたといわれる
<忌火屋殿(いみびやでん)>
祭神にお供えする神饌(しんせん)を調理するところ
切妻造の二重板葺
「忌火(いみび)」とは、「清浄な火」ということ
御火鑽具(みひきりぐ)を用いて清浄な火をきり出し、その火を使ってお供えものが調理される
忌火屋殿の前庭は「祓所(はらえど)と称され、諸祭典の神饌と奉仕の神職を、祭典前に祓い清める
<御贄調舎(みにえちょうしゃ)>
正宮へ上がる階段の下、向かいにある
正宮に供える神饌(しんせん)のアワビを調理する儀式が行われるところ
<御饌殿>
御饌(みけ)を供えられるところ
<籾種石(もみだねいし)>
正宮へ上がる階段の下、手前にある
天明年間の第51回内宮式年遷宮(1781年-1789年)に
楠部郷(現在の伊勢市楠部町)の住民が、五十鈴川上流(現在の島路川)から苦労して運び奉納した石といわれる
この時、農作業よりも石の運搬を優先したため、食料不足に陥り、籾を食べるしかなくなったことから
「籾種石」と名付けられたといわれる
<外幣殿(げへいでん)>
撤下された神宝を保管するところ
<五丈殿(ごじょうでん)>
摂末社の遥祀などを行なうところ
<斎館(さいかん)>
祭主・神職が潔斎をするところ
<行在所(あんざいしょ)>
天皇さんが宿泊されるところ
<内御厩(うちのみうまや)・外御厩(そとのみうまや)>
皇族から奉納された神馬を飼育するところ
<神楽殿(かぐらでん)>
内宮の真ん中あたり、参道沿い左側に、向かって右端から「神楽殿」「御饌殿」「御神札授与所」がある
銅板葺・入母屋造の大きな建物
参拝者の御祈願を大御神さまにお取次ぎされるところ
神宮での御祈願は「御饌(みけ)」と「神楽(かぐら)」に大別される
御饌では、御饌殿で、お祓いが行われ、御神札と神饌が供えられ、祝詞(願い事)が奏上される
神楽では、神楽殿で、お祓いが行われ、雅楽が奏でられる中で御神札と神饌が供えられ、
祝詞(願い事)が奏上され、典雅な舞(神楽・舞楽)が奉納される
<別宮遥拝所>
<饗膳所(きょうぜんしょ)>
<神札授与所(おふだじゅよしょ)>
<参集殿(さんしゅうでん)>
<神宮司庁(じんぐうしちょう)>
宇治橋の東の丘
神宮の祭祀など、すべての事務を取り扱うところ
<宮域林>
宮域(5500ha)は、神域と宮域林とに大別される
神域は、社殿を中心とした付近約93ha
第一宮域林は、神域の周辺、宇治橋付近、市内から遠望される地帯約1000ha
大部分が天然林で、スギを中心に、シイ・カシ・サカキなどの林になっている
神宮の風致の改良、樹木の育生に必要な場合以外は、伐採しないことになっている
第ニ宮域林は、第一宮域林以外の4400ha
五十鈴川水源の保持、宮域の風致の維持を目的にし、造営用材の備林として、ヒノキの植樹が計画的に実施されている
<歳旦祭(さいたんさい)>
1月1日
新年を祝い、皇位の無窮を祈願する祭事
<元始祭(げんしさい)>
1月3日
年始にあたり、天津日嗣(あまつひつぎ)の本始を祝う祭事
<建国記念祭(けんこくきねんさい)>
2月11日
神武天皇の建国の創祀を祝う祭事
<祈年祭(きねんさい)>
2月17日〜23日
神饌を奉納し五穀の豊かな稔りを祈願する大御饌の儀と、勅使が参向して奉仕される奉幣の儀の2つの神事
<風日祈祭(かざひのみさい)春>
5月14日 9時から内宮、17時から外宮
風雨の災害が無く、五穀の豊穣が祈願される
<神御衣祭(かんみそさい)春>
5月14日 12時から内宮、その後、荒祭宮
和妙(にぎたえ)と荒妙(あらたえ)の神御衣が奉られる
<御酒殿祭・春>
6月1日 10時から内宮御酒殿
<月次祭(つきなみさい)春>
国家の平安と天皇の福寿を祈願する祭事
神嘗祭とともに「三節祭」と称され、最も重要な祭事の一つ
6月15日 22時から外宮
6月16日 2時から外宮、22時から内宮
6月17日 2時から内宮
25日まで別宮・摂社・末社・所管社で行われる
<夏越大祓>
6月30日
<風日祈祭(かざひのみさい)夏>
8月4日 9時から内宮、17時から外宮
風雨の災害が無く、五穀の豊穣が祈願される
<御酒殿祭・秋>
10月1日 10時から内宮御酒殿
<神御衣祭(かんみそさい)秋>
10月14日 12時から内宮、その後、荒祭宮
和妙(にぎたえ)と荒妙(あらたえ)の神御衣が奉られる
<神嘗祭(かんなめさい)>
神官がその年に収穫された穀物を「大御饌(おおみけ)」として奉献する神事
最も重要な祭事の一つ
10月15日 17時から内宮で御卜
10月16日 12時から外宮で奉幣の儀
10月17日 12時から内宮で奉幣の儀
<新嘗祭(にいなめさい)>
11月23日から29日
天皇がその年に収穫された穀物を宮中で神々に供えるとともに自らも召しあがる大儀が行われ、
収穫を感謝して神宮へ勅使を派遣されて奉幣の儀が行われる
<御酒殿祭・冬>
12月1日 10時から内宮御酒殿
<月次祭(つきなみさい)冬>
国家の平安と天皇の福寿を祈願する祭事
神嘗祭とともに「三節祭」と称され、最も重要な祭事の一つ
12月15日 22時から外宮
12月16日 2時から外宮、22時から内宮
12月17日 2時から内宮
25日まで別宮・摂社・末社・所管社で行われる
<年越大祓>
12月31日
<神宮大麻>
日本全国の神社で授与される神宮大麻は、皇大神宮の神札である
<神宮に謁するの儀>
親王のご結婚のときに、新婚旅行として神宮に参拝されるのが通例となっている
<外宮先祭>
神宮の通常の神事は、外宮・内宮の順で行われる
参拝も外宮、内宮の順で行なう
ただし、式年遷宮の遷御は、内宮・外宮の順で行われる
<式年遷宮(しきねんせんぐう)>
原則として20年ごとに、内宮・外宮・諸神社の正殿を造替して神座を遷し、
宝殿・外幣殿・鳥居・御垣・御饌殿など計65棟の殿舎など、全社殿の造替がされ、
装束・神宝、宇治橋なども造り替えられる
奈良時代
天武天皇により定められる
690年(皇紀1350)持統天皇4年
第1回式年遷宮が行われる
戦国時代
120年以上も中断されていた
1993年(皇紀2653)平成5年
第61回式年遷宮が行われる
2013年(皇紀2673)平成25年
第62回式年遷宮が行われ、正遷宮(御神体の渡御)が予定されている
式年遷宮の各行事が2005年(皇紀2665)平成17年から行われている
<祠官>
荒木田家により世襲されていたが、明治以降は世襲制が廃止された
第二次世界大戦後は、元皇族の女性が代々の祭主を勤めている
<鶏>
境内に、神さんの使いとしてニワトリが放し飼いにされている
愛鶏家による神宮奉納鶏保存会が、内宮に神鶏を奉納している
2011年(平成23年)6月5日
小国鶏のつがい2組(4羽)と、チャボ・オナガドリなど25羽が奉納され、境内に放鳥された
<元伊勢>
宮中に祀られていた天照大御神が、伊勢国に鎮座されるまでに一時的に鎮座された場所
真名井神社も元伊勢の一つ
<野宮>
天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王が、伊勢へ赴任する前に、清浄な地を選び、
精進潔斎のために一年間籠もり、身を清められたところ
野宮神社も野宮の一つとされる