綺原神社(かんばらじんじゃ)(KanbaraJinjya)

正式名称:綺原座健伊那太比賣神社(かにはらにいますたけいなだひめじんじゃ)

所在地:木津川市山城町綺田山際   鳥居地図情報鳥居

祭神:健伊那太比賣命(たけいなだひめのみこと)

社格式内社官幣小社・村社

別称:梶原社

 綺原神社(かんばらじんじゃ)は、木津川市の綺田(かばた)、JR奈良線の東、天神川の南にある神社

 蟹満寺と山背古道(やませこどう)を隔て隣接している

 「日本書紀」「延喜式」「大日本史」にも記される神社

【綺原神社の歴史・経緯】


【綺原神社の境内】

 <本社>
 <拝殿>


【綺原神社の末社】

 <蛭子神社>
 祭神:蛭子命(ひるこのみこと)

 <天照皇太神宮>
 祭神:天照皇大神

 <八王子神社>
 祭神:三女五男の神

 <春日神社>
 祭神:天児屋命

 <市杵嶋姫神社>
 祭神:市杵嶋姫命

 <九元神社>
 祭神:不明

 <天神社>
 祭神:菅原道真

 <倉稲魂神社>
 祭神:倉稲御魂神

【綺原神社の祭事】

 <元旦祭> 1月1日
 <祈年祭(春祭)> 2月16日

 <秋季例祭(秋祭)>
 10月15日 奉納相撲
 10月17日 神幸祭

 <新嘗祭> 11月23日

【その他】

 <地域「綺田(かばた)」>
 「古事記」には「苅羽田(かりはた)」、「日本書紀」には「綺(かまはた)」「苅幡(かりはた)」などと記されている

 この地の氏族 綺氏(かばし)は、機織・養蚕技術をもたらした渡来系豪族 秦氏の創起(先祖)ともいわれ、
神さんに献ずる衣服を織る技術者や養蚕技術者を祀ったともいわれる

 紙織(かわはた)・神織(かむはた)・蟹機(かにのはた)・蟹幡(かむはた)・綺原(かにはら)・樺原(かむはら)・
樺井(かばい)・樺田(かばた)・加波多(かはた)・加幡(かはた)などとも記されたこともある

 1180年(皇紀1840)治承4年
 治承の乱で、平氏追討のため挙兵した以仁王や源氏が、園城寺から宇治を経て奈良に向かう途中
この付近で平家軍に追いつかれ討ち死にしたといわれる

【綺原神社へのアクセス】

 JR奈良線 棚倉駅 あるいは 玉水駅 徒歩約20分

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