熊野神社(くまのじんじゃ)は、聖護院門跡の鎮守社とされ聖護院門跡の西にたつ神社
明治まで、この地に聖護院村があり、鴨川にかけてうっそうとした聖護院の森が広がっており、
修験道の開祖 役小角の十代 山伏日円が、国家護持のため勧請し、聖護院の森の鎮守として祀られている
縁結び、健康長寿、安産の神様として信仰されている
<春日社>
祭神:春日大神・須賀大神(すがおおかみ)・神倉大神(かみくらおおかみ)
<稲荷社>
祭神:稻荷大神(いなりおおかみ)・金刀比羅大神(ことひらおおかみ)
<祖霊社>
祭神:氏子の祖霊
<歳旦祭> 1月1日
<成人祭> 1月15日
<節分祭(星祭)> 2月節分
<紀元祭> 2月11日
<神幸祭(氏子大祭)> 4月29日
<出輿祭> 5月15日
<例祭> 5月16日
<夏越祭(水無月大祓式)(茅ノ輪神事)> 6月30日
<祖霊祭> 8月15日
<七五三祭> 11月15日
<火焚祭(湯神楽神事)> 11月20日
<天長祭> 12月23日
<除夜祭(師走大祓式)> 12月31日
<熊野神社>
「熊野神社」とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)から勧請された神社のこと
有史以前から、熊野(紀伊国牟婁郡)は、自然信仰の聖地とされていた
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて
天皇や皇族・公家の参詣によって、信仰と制度により興隆する
承久の乱において、熊野別当家が後鳥羽上皇陣営に加勢し衰退する
その後、全国に信仰を広めるため、山伏や熊野比丘尼を各地に送り、熊野権現の宣教により、全国に数多くの熊野神社が建立された
<八ツ橋発祥の地>
このあたりには聖護院村があり、ここで京菓子の聖護院八ツ橋が創られた
<八咫烏(やたがらす)>
八咫烏とは熊野の大神のお仕えとされ、神紋にもなっている
初代 神武天皇を、熊野から大和の橿原まで先導したという故事にちなみ、導きの神さんとして篤く信仰されている