熊野神社(くまのじんじゃ)(KumanoJinjya)



所在地:京都市左京区聖護院山王町   鳥居地図情報鳥居

祭神:伊弉冉尊
配祀:伊弉諾尊天照大御神、速玉男命(はやたまのをのみこと)、
    事解男命(ことさかのをのみこと)

社格:郷社

創建:修験道の始祖 役小角の十世僧 日圓

通称:白川熊野社、熊野権現社、権現さん(ごんげんさん)

京都三熊野社の一つ(新熊野神社(いまくまのじんじゃ)熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)

京都十六社朱印めぐりの一つ

京都を彩る建物や庭園選定

ご利益:縁結び・安産・病気平癒・鎮火

 熊野神社(くまのじんじゃ)は、聖護院門跡の鎮守社とされ聖護院門跡の西にたつ神社

 明治まで、この地に聖護院村があり、鴨川にかけてうっそうとした聖護院の森が広がっており、
 修験道の開祖 役小角の十代 山伏日円が、国家護持のため勧請し、聖護院の森の鎮守として祀られている

 縁結び、健康長寿、安産の神様として信仰されている

【熊野神社の歴史・経緯】






【熊野神社の末社】

 <春日社>
 祭神:春日大神・須賀大神(すがおおかみ)・神倉大神(かみくらおおかみ)

 <稲荷社>
 祭神:稻荷大神(いなりおおかみ)・金刀比羅大神(ことひらおおかみ)

 <祖霊社>
 祭神:氏子の祖霊

【熊野神社の寺宝】

 皇室にゆかりの深い品々が所蔵されている

【熊野神社の祭事】

 <歳旦祭> 1月1日
 <成人祭> 1月15日
 <節分祭(星祭)> 2月節分
 <紀元祭> 2月11日
 <神幸祭(氏子大祭)> 4月29日
 <出輿祭> 5月15日
 <例祭> 5月16日
 <夏越祭(水無月大祓式)(茅ノ輪神事)> 6月30日
 <祖霊祭> 8月15日
 <七五三祭> 11月15日
 <火焚祭(湯神楽神事)> 11月20日
 <天長祭> 12月23日
 <除夜祭(師走大祓式)> 12月31日



【その他】

 <熊野神社>
 「熊野神社」とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)から勧請された神社のこと
 有史以前から、熊野(紀伊国牟婁郡)は、自然信仰の聖地とされていた
 平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて
 天皇や皇族・公家の参詣によって、信仰と制度により興隆する
 承久の乱において、熊野別当家が後鳥羽上皇陣営に加勢し衰退する
 その後、全国に信仰を広めるため、山伏や熊野比丘尼を各地に送り、熊野権現の宣教により、全国に数多くの熊野神社が建立された

 <八ツ橋発祥の地
 このあたりには聖護院村があり、ここで京菓子聖護院八ツ橋が創られた

 <八咫烏(やたがらす)
 八咫烏とは熊野の大神のお仕えとされ、神紋にもなっている
 初代 神武天皇を、熊野から大和の橿原まで先導したという故事にちなみ、導きの神さんとして篤く信仰されている

【熊野神社へのアクセス】

 市バス 熊野神社前 徒歩約1分
 京阪電車 丸太町駅 徒歩約5分

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