京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)は、日本最初の官祭招魂社(かんさいしょうこうしゃ)
維新の道の坂を登り切ったところにある
幕末に活躍した維新の志士たちや、第二次世界大戦までの京都府の戦死兵など英霊7万3000柱が祀られている
坂本龍馬、桂小五郎、中岡慎太郎らのお墓もある
<本殿>
三間社、流造
1939年(皇紀2599)昭和14年の建立
<拝殿>
<祝詞舎>
<神饌所>
<斎殿>
1939年(皇紀2599)昭和14年の建立
昭和の大典に使用した建物の一部が下賜されて建立する
<霊山歴史館>
入母屋造、鉄筋コンクリート造
1970年(皇紀2630)昭和45年の建立
正式名は「旧霊山官修墳墓」
<霊山表忠碑(りょうぜんひょうちゅうのひ)>
1879年(皇紀2539)明治12年の建立
撰文は三条実美
<従軍記念公園「昭和の杜」>
大東亜戦争従軍記念之碑が立っている
<土佐藩招魂社の石標>
別称:高知県招魂社
吉村寅太郎・望月亀弥太・那須信吾・池内蔵太などのお墓がある
<坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓>
右側:中岡慎太郎
左側:坂本龍馬
左奥:下僕 藤吉
右側には、坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像が置かれている
<桂小五郎・幾松夫妻のお墓>
遺言により、特例で墓碑が立てられた
<長州藩のお墓>
墳墓第一号
高杉晋作・久坂玄瑞・大村益次郎・入江九一・寺島忠三郎・来島又兵衛・有吉熊次郎などのお墓
<小浜藩>
梅田雲浜
<肥後藩>
河上彦斎・宮部鼎蔵・横井小楠
<水戸藩>
江幡広光・林忠五郎・住谷寅之介・十津川郷士
<福岡藩>
平野国臣
<松林廉之助碑>
<慰霊碑>
陸海軍、騎兵、捜索、歩兵、工兵、輜重兵、野砲、衛生、防疫給水部、駆逐艦長波など各連隊などの慰霊碑
陸軍特別操縦見習士官
パール博士顕彰碑
など
<歳旦祭> 1月1日〜3日
<紀元祭> 2月11日
<春季例大祭> 4月28日
<御鎮座祭> 5月10日
<みたま祭> 8月13日〜16日
<秋期例大祭> 10月14日
<龍馬祭>
11月15日
旧土佐藩招魂社祭、墓前祭
近江屋事件(1867年(皇紀2527)慶応3年11月15日)により、暗殺された海援隊隊長 坂本龍馬、陸援隊々長 中岡慎太郎らが
鎮まる霊山の墓前にて行われる
11月15日は、坂本龍馬の誕生日であり命日でもある
坂本龍馬、中岡慎太郎が、下僕 峰吉に軍鶏肉を買いに行かせている間に遭難し、軍鶏鍋を口にすることなく亡くなったことから、
軍鶏鍋の一番汁を墓前にお供えされ、参拝者にも振舞われる
軍鶏肉は、中岡慎太郎の郷里 高知県安芸郡北川村より寄進される
<天長祭>
12月23日
<霊山歴史館>
近接している
明治維新関連の資料文献が展示公開されている
<維新の道>
東大路通からねねの道の南端に鳥居が立ち、二寧坂への北端を通る参道