岡崎神社(おかざきじんじゃ)は、丸太町通の東端、吉田山の南麓に建つ
平安京遷都のときに、桓武天皇が王城鎮護のために四方に祀られた大将軍社の一つ
都の東にあたるところから「東天王社(ひがしてんのうしゃ)」と称される
古くから安産・方除け・厄除けの神様として朝廷からも崇敬を受けていた
兎が氏神さまのお使いといわれ、兎が多産であることから、手水舎に子授けの兎の像がある
<本殿>
<拝殿>
<兎の像>
御手水の所にある彫刻
背後の紫雲山や岡崎神社の付近一帯が、野兎の生息地で、兎が氏神さまの使いといわれている
祭神が子宝に恵まれ、兎が多産であることから、子授けの神として祈願信仰され、
子授け祈願・安産祈願・健康のお守袋には、兎が織り込まれている
狛犬の台座・本殿灯篭・斎館の欄間などにも兎の彫刻がある
<儀式殿(鶴泉殿)>
神前結婚式を挙げることができる
<末社 雨ノ社>
祭神:大山祇神
配祀:国狹槌命(くにさつちのみこと)・句句廼馳命(くくのちのみこと)・豊受媛命(とようけひめのみこと)
罔象女命(みずはのめのみこと)
元如意ケ嶽(大文字山)の山中にあった社殿
「竜神さん」と称され、雨乞の神また進学の神として信仰を集めている
雨ノ社は、全国にも珍しいとされる
近くに、龍の池と、庭園「竜泉苑」がある
<末社 三宮社>
祭神:倉稲御魂神
配祀:蛭兒大神・大国主命
<末社 祖霊社>
祭神:氏子の祖霊
<御旅所>
現在は境内にあるが、かつては、丸太町通を西に約400mほど行ったところにあり、岡崎神社御旅所跡の石標が立つ
<歳旦祭> 1月1日
<成人祭> 1月15日
<節分祭(節分星祭)>
2月節分
人形焚き上げ(福豆授与)
<祈年祭(春祭)> 3月16日
<入学祭> 4月 6日
<夏越大祓式>
6月30日
茅の輪(ミニ茅の輪授与)
<例大祭(お涼み)> 7月16日
<敬老祭> 9月15日
<出御祭> 10月11日
<氏子大祭(湯立神楽)(秋祭)>
10月16日
旧二条城跡にあったといわれる直径六尺(約1.8m)の大櫓太鼓を先頭に11基の振鉾と、神輿が氏子町々を練り回る
犬鷹鉾は平安時代の姿を伝える名鉾といわれ、大舎人の鵲鉾、山崎の定鉾と共に有名
神輿にウコンや錦の帯を巻いて安産が祈願される
<火焚祭>
11月16日
火焚串焚き上げ
<新嘗祭> 11月23日
<年越大祓>
12月31日
人形焚き上げ(御神札授与)