大豊神社(おおとよじんじゃ)は、哲学の道の大豊橋から、鹿ヶ谷峰へ登っていったところに建つ
鹿ヶ谷一帯の産土神さん、氏神さん
円成寺(えんじょうじ)の鎮守社で、「大宝大明神(おおたからだいみょうじん)」とも称されていた
狛鼠、狛猿、狛鳶、狛狐、狛巳などが、それぞれの末社を鎮(まも)っている
椿や、樹齢250〜300年の洛中一大きいといわれる枝垂れ梅がある梅の名所
大豊神社の参道石灯籠脇の桜が、哲学の道付近では一番早く咲くといわれる名所
椿ヶ峰からは、御神水が湧き出ており、かつては、椿ケ峰をご神体とする社で「椿ケ峰天神」と称されていた
<本殿>
<拝殿>
<舞殿>
<絵馬堂>
<手水舎>
<夫婦梛の木(めおとなぎのき)>
難儀をなぎ倒すといわれている
<椿ヶ峰の御神水>
大豊神社の背後にある椿ヶ峰から湧き出ている御神水
<宇多天皇平癒勅願社の碑>
<青大将>
1995年(皇紀2655)平成7年9月19日に、本殿裏で捕獲された蛇
体長:約1m60cm
東山十五峰の椿ヶ峰に鎮座する大豊明神の神霊とされる
御神徳をたたえ、開運招福、健康長寿が祈願される
<大国社>
大国主命が祀られる
縁結びのご利益がある
石造りの狛鼠が、神話にちなみ鎮座する
向かって左の鼠は、長寿を表す水玉(酒)を抱き、右側は、学問を表す巻物を持っている
「古事記」によると
大国主命が旅の途中で、須勢理比売命(すせりひめのみこと)と恋に落ちる
須勢理比売命の父親である素戔嗚尊は、娘を心配し、大国主命に対して、広大な野原に鏑矢を射込んで、
その鏑矢を拾ってこいと命じ、野原に入っていったところに火を放つ
大国主命は、逃げ場を失うが、そこで、鼠が洞穴を教え、鏑矢をくわえた鼠が現れたといわれる
<美田稲荷社>
五穀豊穣・商売繁盛のご利益がある
キツネが鎮座している
<日吉社>
狛猿が鎮座している
猿は、日吉の神使いで、鬼門除けや災難除けのご利益がある
<愛宕社>
火伏せの神
狛鳶が鎮座している
<御旅所>
哲学の道を徒歩約5分のところにある