幸神社(さいのかみのやしろ)は、京都御所の東側の通りを今出川通を越えて北上したところにある
平安京造営のとき、京都御所の鬼門を守護するために創建された
都の東北隅に「さいのかみ」を祀ることは、奈良時代から行われていた
社殿の東北隅には、左甚五郎の作といわれる御幣をもった鬼門除けの猿がいる
<鳥居>
<拝殿>
絵馬がいっぱい架けられている
<本殿>
御神体は「御石さん(おせきさん)」と称される石
拝むと縁に恵まれて幸せが訪れるといわれ、この石に触れると祟りがあるといわれる
<神石>
境内の北東隅に神石が祀られている
「大日本最初御降臨旧跡地 猿田彦御神石」と記されている
<三天社>
祭神:天照皇大神・健甕槌命(たけみかづちのみこと)・大国主命
<稲荷社>
祭神:天穂日命・大気津姫命(おきつひめのみこと)・三穂津姫命(みほつひめのみこと)
<竃神社>
祭神:歳神(としのかみ)・澳津彦命(おきつひこのみこと)・興津姫命(おきつひめのみこと)
<天満宮>
祭神:菅原道真
<淡嶋社>
祭神:少彦名大神
<春日社>
祭神:天児屋命・太玉主命(ふとたまぬしのみこと)
<厳島社>
祭神:市寸島比売命
<稲荷神社>
祭神:五社大明神(ごしゃだいみょうじん)・初寄大明神(はつくしだいみょうじん)・岡元大明神(おかもとだいみょうじん)
幸上大明神(さいかみだいみょうじん)・山田大明神(やまだだいみょうじん)
<金毘羅社>
祭神:素戔嗚尊・天御中主尊・大己貴尊
金山彦命(かなやまひこのみこと)・猿田彦大神
<疫社>
祭神:素戔嗚尊・大己貴尊・寄稲田姫命(くしなだひめのみこと)
八嶋士双命(やしましふたのみこと)・五十猛神(いそたけるのかみ)
神石の横に小祠がある
<祈年祭> 3月25日
<秋季例大祭> 9月16日
<火焚祭> 11月 25日