猿丸神社(さるまるじんじゃ)は、宇治田原町にある神社
平安時代の三十六歌仙の一人の猿丸大夫(さるまるだゆう)の霊廟の上に祀られている
<猿丸太夫(さるまるだゆう)>
生没年不詳
平安時代の三十六歌仙の一人
「古今和歌集」の真名序に、六歌仙の一人 大友黒主について、「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次なり」と評されている
<古今和歌集215、小倉百人一首5>
「おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき」
(奥山に 紅葉 踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき)
<鳥居>
<本殿>
猿丸大夫(さるまるだゆう)の霊廟となっている
<狛猿>
烏帽子をかぶり神具を持っている猿
<初猿丸祭>
1月13日
<春季大祭(春祭)>
4月13日
<火焚き祭>
6月13日
<秋季大祭(秋祭)>
9月13日
<終い猿丸祭(火焚き祭)>
12月13日
<小説「猿丸幻視行」>
江戸川乱歩賞を受賞した井沢元彦の小説の舞台となっている
<癌平癒>
古来より瘤取り(こぶとり)のご利益があるとされ、近年は癌平癒が祈願される