志古淵神社(しこぶちじんじゃ)(ShikobuchiJinjya)

所在地:京都市左京区久多中の町   鳥居地図情報鳥居

祭神:志古淵神(思古淵神)

社格:郷社

ご利益:筏流し安全祈願

京都市指定有形文化財(1984年(皇紀2644)昭和59年6月1日)
重要無形民俗文化財(久多花笠踊
京都市文化財環境保全地区

七シコブチの一つ

 志古淵神社(しこぶちじんじゃ)は、京都市の北端 左京区久多の産土神さん、安曇川沿流の地主神である
志古淵神を祀る神社

【志古淵神社の歴史・経緯】


【志古淵神社の境内】

 <本殿(京都市指定有形文化財)>
 三間社流造、杉皮葺(当初はこけら葺)
 蟇股などの様式に古い形態を残している

 <拝殿>

 <手水舎>
 榊が生えている

 <末社 若宮社>
 祭神:応神天皇

 <末社 山神社>
 祭神:大山祇神

【志古淵神社の祭事】

 <新年祭(元旦祭)> 1月1日
 <春祭(節句祭)> 4月3日
 <例祭> 6月19日

 <例祭(花笠祭)> 8月24日
 五穀豊穣に感謝して、久多花笠踊が奉納される
 室町時代から続く素朴な風流燈籠踊

 <秋祭(節句祭)> 9月9日

【その他】

 <宮座(みやざ)>
 志古淵神社には宮座があり、世襲制の本座と中座、それぞれ左右の座に分かれていた
 19歳で烏帽子着として入座して、宮使・大人・正冠・神殿となっていく
 本殿前の仮屋で寄合をして、祭礼や村政などを決めていた

 <七シコブチ>
 京都と滋賀県を流れる安曇川流域の信仰神である「しこぶち神」を祀る主要な7社
 「しこぶち」は、「思子淵」「志古渕」「信興淵」などと記される
 7社には、いずれも「ガワタロウ(河童)伝説」がある
 志古淵神社の他の6社は、滋賀県にある

【志古淵神社へのアクセス】

 市バス 能見口 約8km
 大津市バス 葛川梅ノ木 約8km

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