志古淵神社(しこぶちじんじゃ)は、京都市の北端 左京区久多の産土神さん、安曇川沿流の地主神である
志古淵神を祀る神社
<本殿(京都市指定有形文化財)>
三間社流造、杉皮葺(当初はこけら葺)
蟇股などの様式に古い形態を残している
<拝殿>
<手水舎>
榊が生えている
<末社 若宮社>
祭神:応神天皇
<末社 山神社>
祭神:大山祇神
<新年祭(元旦祭)> 1月1日
<春祭(節句祭)> 4月3日
<例祭> 6月19日
<例祭(花笠祭)> 8月24日
五穀豊穣に感謝して、久多花笠踊が奉納される
室町時代から続く素朴な風流燈籠踊
<秋祭(節句祭)> 9月9日
<宮座(みやざ)>
志古淵神社には宮座があり、世襲制の本座と中座、それぞれ左右の座に分かれていた
19歳で烏帽子着として入座して、宮使・大人・正冠・神殿となっていく
本殿前の仮屋で寄合をして、祭礼や村政などを決めていた
<七シコブチ>
京都と滋賀県を流れる安曇川流域の信仰神である「しこぶち神」を祀る主要な7社
「しこぶち」は、「思子淵」「志古渕」「信興淵」などと記される
7社には、いずれも「ガワタロウ(河童)伝説」がある
志古淵神社の他の6社は、滋賀県にある