新宮神社(しんぐうじんじゃ)(Shingu Jinjya)

所在地:京都市左京区松ケ崎林山   鳥居地図情報鳥居

祭神:熊野速玉神・白鬚大神

社格:村社

創建:不詳

通称:大比叡大明神

 新宮神社(しんぐうじんじゃ)は、旧松ケ崎街道の終端にある小さな神社

 旧松ヶ崎村西部の産土神さん

 氏子地域の松ヶ崎西町・松ヶ崎東町は、五山の送り火のそれぞれ「妙」「法」を受け持っている

【新宮神社の歴史・経緯】

【新宮神社の祭神】

 2柱が祀られている

 <熊野速玉神(クマノハヤタオカミ)>
 伊邪那岐命伊邪那美命のこと

 <白鬚大神(シラヒゲノオオカミ)>
 猿田彦大神のこと
 白鬚大神は、天台宗開祖の最澄に宣託を下したといわれ「大比叡大明神」とも称されていた

【新宮神社の境内】

 北山の中腹の小高い場所にあり、市街の展望が眺める

 <本殿>

 <拝殿>
 江戸時代後期、天保年間(1830年~1844年)の扁額が掛かる

 <能舞台>

 <末社 八幡宮>
 祭神:八幡大神

 <末社 三光社>
 祭神:日月星

 <モミの大木>

【新宮神社の文化財】

 <剣鉾>
 妙法鉾・菊鉾の2基があり、東町・西町で護持されている
 現在の剣鉾は、昭和時代中期に、山田拾治郎氏により、ほぼ手作りして奉納された

【新宮神社の祭事】

 <歳旦祭執行> 1月元旦
 <節分祭> 2月節分
 <小学校入学児祈願祭> 4月1日
 <田植え奉告祭(五穀豊穣祈願)> 6月下旬

 <新宮神社例大祭>
 10月23日
 (前日)宵宮祭:八乙女舞奉納
 (当日午前)本殿神事
 (当日正午)
  剣鉾2基を差してお神輿を先導し、子供神輿・お稚児さん・八乙女さんの神幸列が御旅所(白雲稲荷社)に向けて発する
 かつては、神馬の神幸、競馬も行われていたといわれる


 <お火焚祭及勧農祭> 12月8日

【新宮神社へのアクセス】

 地下鉄 烏丸線 松ヶ崎駅 徒歩約5分
 叡山電車 修学院駅 徒歩約5分
 市バス 65・北8系統 松ヶ崎橋 徒歩約5分

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