山科神社(やましなじんじゃ)(YamashinaJinjya) 京都通メンバ
所在地:京都市山科区西野山岩ヶ谷町   鳥居地図情報鳥居

祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)・稚武王(わかたけのみこと)の父子

社格式内社名神大社(山城国宇治郡 山科神社二座)・村社

神階:正四位下(928年(皇紀1588)延長6年11月9日)

創建:宇多天皇
時期:平安時代中期

別称:西岩屋大明神、山科一の宮

 山科神社(やましなじんじゃ)は、山科の西南部、西野山の岩屋寺のすぐ南側の山腹にある神社

 延喜式神名帳における式内社名神大社とされる

 赤穂浪士 大石内蔵助良雄が、山科に邸宅を建て(現在の岩屋寺の近く)約1年ほど隠棲していたとき、
当時は山科神社の奥の院だった岩屋神社に参拝し、大願成就を祈願したといわれる

【山科神社の歴史・経緯】







【山科神社の境内】

 <本殿 附 石燈籠2基(京都市指定有形文化財)>
 一段高台にある
 室町時代後期の建築
 三間社流造
 江戸時代初期に檜皮葺となる
 1984年(皇紀2644)昭和59年6月1日 京都市指定有形文化財に指定される

 <石鳥居>
 参道の途中に立っている
 明神鳥居、東照宮型
 島木が反っており、島木鼻は水切
 1600年(皇紀2260)慶長5年の建立

 <舞殿>
 <拝殿>
 <神庫>

 <末社 覆屋>
 本殿の右側に、一つの覆屋の中に、複数の末社が建てられている
 向って左側から
  三社(夷社・山王社・稲荷社)
  竃神社
  春日社
  天満宮社
  弁財天社
  愛宕神社

 <権殿>
 本殿の左側にある

 <末社 護国社>
 本殿の左側、権殿の前にある


【山科神社の祭事】

 <歳旦祭> 1月1日
 <例祭(山科祭)> 10月10日




【その他】

 <神宮寺>
 北に隣接する、大石内蔵助良雄ゆかりの岩屋寺は、山科神社の神宮寺だったといわれる


 <山科一の宮>
 山科神社は「山科一の宮」、中臣神社は「二之宮」、三之宮神社はその「三之宮」と称されていた

 この3社と、山科神社の奥の宮だった岩屋神社と合わせて「山科宮四座」と称される

 中臣神社は、現在、山科祭における山科神社の御旅所になっている

 三之宮神社は、1877年(皇紀2537)明治10年まで、山科祭では山科神社とともに神輿巡行が行われていた

【山科神社へのアクセス】

 JR山科駅から京阪バス 大石神社 南へ徒歩約10分

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