<記載書式>
京都府告示第24号(1889年(皇紀2549)明治22年)によって定められてる
「京都市***区***通***上ル下ルまたは東入西入***町***番戸」
通り名は、直接面している通りの名前を先に記し、
分かりやすい交差する通りの名前を「通」を省略して付ける
南北の通りに面していれば、交差する通りから北側なら「上ル」、南側なら「下ル」
東西の通りに面していれば、交差する通りから東側なら「東入」、西側なら「西入」と付ける
<上図による解説>
東西の通り:XXX通 、 南北の通り:YYY通
交差点名:XXX YYY または YYY XXX など慣習による
A地点:YYY通XXX上ル西側SSS町
B地点:YYY通XXX上ル東側SSS町
C地点:XXX通YYY西入北側SSS町
D地点:XXX通YYY西入南側SSS町
E地点:XXX通YYY東入北側SSS町
F地点:XXX通YYY東入南側SSS町
G地点:YYY通XXX下ル西側SSS町
H地点:YYY通XXX下ル東側SSS町
町名は、通りで区分されず、対面を重視されている京都では、これら全ての地点は、同じ町内であることも多い
名刺やホームページなどの表記で間違って記されているものもよくある
京都のことをよく知らない「新参者の会社」だとか「事務員の教育ができていない」と心の中で思われるのでご注意
・「上ル下ル」を「上る下る」のように「ル」でなく「る」で記している間違い
・「東入西入」を「東入る西入る」のように「る」「ル」を付けて記している間違い
・通りの名前を「***通」ではなく「***通り」と「り」を付けて記している間違い
(同様に「**祭」を「**祭り」と「り」を付けて記している間違いも多くみかける)