かしわ餅(柏餅)は、丸めた上新粉の餅を平たくして餡をはさんで二つに折り、柏(かしわ)の葉などで包んだ和菓子
餡には、粒餡、漉し餡(こしあん)、みそ餡などの種類がある
5月5日の端午の節句には、ちまき(粽)とともにお供物にされるお菓子
<柏(かしわ)>
「かしわ」は、古くは、食物を包んだり覆ったりした植物の葉の総称
柏(かしわ)の葉は、しなやかで、食べ物を盛るのには都合がよく、古くから食器として使われてきた
柏(かしわ)の葉は、新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄(家系が途切れない)という縁起があるとされる