州浜(すはま)(Suhama)

 州浜(すはま)とは、縁起物とされる京菓子茶菓子の一つ

 大豆、青豆を煎って挽いた州浜粉に、砂糖と水飴を加えて練りあわせて、州浜の形に作られる

 丸太町通の和菓子店「植村義次」が、江戸時代の創業以来の製法が伝えられている

【州浜の歴史・経緯】

【州浜】

 <州浜(すはま)>
 大豆、青豆を煎って挽いた州浜粉に、砂糖と水飴を加えてよく練りあわせ
割り竹を用いて切り口が州浜形になるように細工され形どられる

 大豆だけを使った黄色い州浜や、青豆の緑と大豆の黄色を染め分けた州浜などがある


 <州浜粉(すはまこ)>
 大豆、青豆を煎って挽いた粉

 現在では、州浜粉を使った様々なお菓子全体を「州浜」「すはま」と称されるようになっている

【その他】

 <飾物の州浜(すはま)>
 婚礼や饗宴の飾り物として置かれる
 「州浜」は浜辺の入り組んだところをいい、これを意匠化した文様・家紋・その形なども「州浜」と称される

 州(島)をかたどった島台の上に、松竹梅・鶴亀・尉(じょう)と姥(うば)などを置いて、
おのころ島や蓬莱山(ほうらいさん)を見立てられる
 中国で立春に用いる春盤を模したものといわれ、かつては、肴(さかな)などを盛って正月の祝儀に用いられた

【州浜のお店へのアクセス】

 京菓子店「御洲浜司 植村義次 」
   京都市中京区丸太町通烏丸西入常真横町193
   地下鉄 丸太町駅 徒歩数分


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