明智藪(あけちやぶ)は、明智光秀の祟りにより、さまざまな異変が起こったといわれる竹薮(たけやぶ)
「この竹藪を通ると、馬に乗る武者の鎧の音や、おたけびが聞こえる」といわれる
竹を切る農民が不意の怪我をしたり、ふるえが止まらなくなったといわれる
緑の竹に混じって、赤い枝をつけた竹が無数に生えたといわれる
<ワタ出>
竹薮の中の空き地だったところが「ワタ出」と称されていた
明智光秀が、竹槍を抜いたときに鮮血が飛び散り、怨念が、周辺の竹を腐らせたといわれる
1994年(皇紀2654)平成6年1月
竹薮を所有している本経寺によって伐採され、土砂崩れ防止の工事が行われた
明智光秀の供養碑が建てられている