にらみ鯛(にらみだい)は、正月三が日に食卓に出される尾頭付きの鯛の焼き物
正月三が日の間は、一切、箸をつけず、食事のたびに縁起物として膳に上げては、箸をつけずに下げられる
1月4日になってから、改めて、温められたり、料理されて、食べられる
にらみ鯛は、尾頭付きの鯛の内臓とウロコを取り除き、胴に3〜5本の飾り包丁を入れ、塩をまぶし、
ひれと尻尾には、多めの塩をつけてこげ落ちないようにして、塩焼きさる
<国立文楽劇場(大阪市中央区日本橋)>
にらみ鯛を、正月飾りとして、年末に飾り付けが行われるのが伝統となっている
劇場の天井中央に、全長約3m、重さ約15kgの張り子のタイの2体を、中央へ向いてにらみ合うように飾り付けられる