「お葬式や霊柩車に出会ったときに、親指をこぶしの中に入れる」風習は、
親指を隠すという行為によって災厄を防ぐためといわれる
親指は体の中で邪悪なものに狙われやすい場所で、
親指の先が霊的なものとの接触箇所であり、古くから霊の出入口といわれ
自分に悪い影響が及ぶのを断つためといわれる
<親指>
「夜道を歩くときは、親指を中にして握っていると狐に化かされない」
「疫病を避けるには、親指を中にして握っているとよい」
「猛犬に出会ったときは、親指を中に隠して拳を握りしめ、犬の目をにらむと良い」
などといわれる