烏帽子、袴、狩衣姿で、
まな板の上の魚や鳥に、一切手を触れず、包丁刀と真魚箸(まなばし)(先の尖った長い鉄製の箸)だけを使ってさばき、
瑞祥(ずいしょう)(めでたいこと)を表すように盛り付けられる
直接手で触れた食材は「穢れ」につながるといわれる
瑞祥を表すために、素材には鯛や鯉などが用いられることが多い
<四条流包丁式>
料理・包丁の神さんとされている藤原山蔭が創始
藤原山蔭は、平安時代初期、光孝天皇の命により式包丁を任せられ、宮中料理の調理法や作法などを整え、
見事な包丁さばきで魚を切ることや、さばいた後の食材を綺麗に並べる(盛り付ける)ことを発案した人物だといわれる
生間流は、四条流包丁式から分かれた流派の一つ
<吉田神社末社 山蔭神社 例祭>
5月8日
料理・包丁の神さんとされている藤原山蔭が祀られている
飲食業や料理に関する事業の発展と繁栄が祈願される神事
飲食業に携わる方や食品関係者が参拝される
生間流による式包丁が奉納される
<祇園祭 式包丁奉納>
7月15日 10時 八坂神社にて
日本式包丁道生間流により式包丁が奉納される
<貴船の水まつり>
7月7日(7日が日曜日の場合は8日) 貴船神社にて
本宮にて、生間流家元により式包丁が奉納される