出水通は、上京区の七本松通から西へ、烏丸通まで約1.6kmの東西の短い通り
かつて北側に五番町遊郭があった七本松通から西の千本通までは、小さな寺院が密集しており、
「出水の七不思議」といわれる故事が残る
現存するのは5つといわれる
<浮かれ猫(光清寺)>
弁財天社に掲げられ、現在は、色あせて、木目が浮き上がり絵の輪郭も消えかけている絵馬
<日限薬師(ひぎりやくし)(地福寺)>
本尊の薬師如来
<五色椿(華光寺)>
五種類の花が咲く椿
<時雨松(華光寺)>
豊臣秀吉の手植えの松
<百叩きの門(観音寺)>
伏見城の牢獄門を移築したもの
<寝釈迦(五劫院)>
境内にある小袖門の木目
<二つ潜り戸(極楽寺)>
山門の潜り戸
<金谷水(きんこくすい)(極楽寺)>
豊臣秀吉が、北野茶会でも用いたといわれる水
<本堂(善福寺)>
山門のする脇に本堂が建てられている
<応挙の幽霊(玉蔵院)>
肺を患った旅籠の娘
<左近の桜(福勝寺)>
後西天皇から賜ったもの