瓜生石(うりゅうせき)は、知恩院の七不思議の一つである巨石
知恩院の黒門前の華頂道の中央の横断歩道の脇にある
直径約1.5m
地中に埋められて上部だけが露岩している
マグマに接した岩石が、熱により変成作用を受けた接触変成岩で、チャートと石灰岩が混じった複合岩体といわれる
<瓜生石>
この石から、瓜のつるが生えて一夜のうちに伸びて実をつけ、祇園社(八坂神社)の牛頭天王が現われたといわれている
実をつけた瓜には「牛頭天王」の文字が記されており、牛頭天王を祭神とする粟田神社に納められたといわれる
瓜生石の下には、二条城までつづく抜け道があるともいわれる
この瓜生石が埋まっている場所には、隕石が落ちたところともいわれる