じゅんさい(蓴菜・純菜)(Brasenia schreberi)

スイレン科

多年生の水生植物

旬:6月から8月

別名:ぬなわ(沼縄)

 じゅんさいは、深泥池の水生植物群落(天然記念物)にも自生している京の伝統野菜

 茎と葉の背面に寒天のような粘液を分泌し、若芽・若葉は吸物の具などに用いられる

 澄んだ淡水の池沼に自生し、葉を水面に浮かべ、夏、水面に紫紅色の花を開き、卵形の実をつける

【じゅんさいの歴史・経緯】


【料理】

 ゼリー状の透明な粘膜に覆われていて、淡白な味と、ツルンとした舌触りがある

 若芽・若葉は吸物・みそ汁の具などに用いられる

 三杯酢・わさび醤油・天ぷらなど

【じゅんさい】

 多年生の水生植物

 葉は、互生・楕円形・長さ5〜12mm・裏面は紫色

 葉柄は、裏側の真ん中に着く盾形であり、蓮(ハス)の葉と同じ付き方

 地下茎は、水底の泥の中にある

 茎が水面まで伸びて葉を水面に浮かべる

 茎の先端の芽の部分や若葉の裏面は寒天質の粘液で厚く覆われ、ぬめりがある

 花は、6〜8月、茎から水面に伸びた柄の先につき、直径1〜2cm
 花弁・がく片は、3枚ずつ

【その他】

 <万葉集
 「わが情 ゆたにたゆたに 浮ぬなは 辺にも奥にも よりかつましじ 」
 「ぬなは(沼縄)」が、じゅんさいのこと
 初夏の季語とされている

 <秋田県山本町>
 沼と水が豊富で、生産量日本一を誇る

 <京ことば
 「どっちつかずで、どらえどころのない人」のことを「じゅんさいな人」という


【京都検定 第1回3級】

76.京ことばで、「どっちつかずで、どらえどころのない人」のことを何というか?

【京都検定 第8回3級】

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【京都検定 第6回1級】


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