みず菜は、βカロチン・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・ミネラルが豊富な緑黄色野菜
江戸時代以前から栽培されている伝統野菜
葉に深い切れ込みがあるのが特徴
やわらかく、アクがなく、シャキシャキした歯ざわりの京野菜
みず菜の香りと辛味は、肉類の臭みを消す効果があり、煮物や鍋に最適の素材
最近では、生でサラダにも用いられる
肥料を使わずに水と土だけで作られていたことより、「みず菜」と称されるようになったといわれる
関東では、みず菜(切葉)と壬生菜(丸葉)を一緒にして「京菜」と称される
「千筋京水菜(せんすじきょうみずな)」とも称される
<βカロチン>
目や皮膚、髪の健康を守り、体に抵抗力を養う
<ビタミンC>
肌の健康を守る
<ビタミンE>
過酸化脂質を取り除く効果があり、動脈硬化・心筋梗塞・癌の予防になる
過酸化脂質は、細胞膜などに含まれている不飽和脂肪酸が古くなってできるもので血管に張り付き動脈硬化、
心筋梗塞の原因になる
また、細胞が破壊されるので癌の原因になるともいわれる
ビタミンEが不足すると血行が悪くなり冷え性、肩こり、頭痛などの症状を起こす
ビタミンEは、ビタミンCとともに摂取することでと、その効果が上がるといわれ、みず菜は、その両方を持ち合わせる
<カルシウム>
歯と骨の成長を助け、不足すれば骨・歯の質が悪くなり、腰痛・肩こりの原因にもなり骨粗鬆症を起こす
カルシウムは、ビタミンDとともに摂取することで吸収率も高まるといわれている
やわらかくシャキシャキとした歯ざわり感を楽しめる料理が多い
<鍋物>
<みず菜のサラダ>
<みず菜のおひたし>
<みず菜と油揚げの煮物>
<みず菜の雑煮>
1月4日の鏡開きの朝にいただくお雑煮
鏡餅を開いたものみず菜を入れたすまし汁
頭芋などが入った正月三が日のお雑煮とは異なる