聖護院だいこん(しょうごいんだいこん)は、京の伝統野菜・ブランド京野菜で、京都の冬には欠かせない食材の一つ
アブラナ科
大きく真ん丸の形のダイコン
京の伝統野菜・ブランド京野菜の一つ
京のブランド産品にもなっている
旬は、12月〜2月で、京都の冬には欠かせない食材
主産地は、亀岡市篠町、京丹後市弥栄町
鷹峯でも生産されている
煮ると大変軟らかく、味がしみ込みやすくて、苦みがなく、とろけるような口当たりがある
長時間炊いても煮崩れをしないので、おでんや煮物にも適しているといわれる
ビタミンCを豊富に持つ
播種は8月下旬から数回行われ、美しい形に生育させるため、初期の天地返しや土寄せ、
定期的な肥入れが欠ず行われる
冷え込みが厳しくなると、実の詰まりが良くなり味も良くなるが、その分割れやすくなる
<イカ干し>
京丹後市の特産品
規格外の大根を独特の切り方で加工し、「京野菜の干し聖護院大根」として出荷されている
<千本の大根焚き>
京都の冬の風物詩
大報恩寺 千本釈迦堂の大根焚きでは、二千本近い大根が中風除けにふるまわれる
<鳴滝の大根焚き>
鳴滝の了徳寺でも、普通の大根を使って大根焚きが行われ中風除けなどが祈願される