暁天講座(ぎょうてんこうざ)は、京都の寺院で、夏の早朝に開催される講座
早朝の静かで清涼な寺院に集い、座禅を組んで精神を集中し、法話に耳を傾ける
お釈迦様が明け方に悟りを開かれたことに由来する
「緑陰講座(法話)」とも称される
学者や経営者、スポーツ選手などの著名人やお坊さんなど、多彩な経歴の講師のお話しを聞くことができる
知恩院、智積院、西大谷、天龍寺、東福寺、相国寺、建仁寺、佛光寺本廟などで行われている
暁(あかつき)とは夜を三つに分け、最後の三番目を表す
暁天(ぎょうてん)とは、「明け方の空」をあらわす
僧侶が朝のお勤めを終える午前6時ごろから始まり、1時間ほど行なわれる
終了後には、朝粥などがふるまわれることもある