花背の松上げ(はなせのまつあげ)は、洛北の山村である花背地区に伝わる愛宕信仰(あたごしんこう)による神事
火除けと五穀豊穣が祈願される
河原に、立てられた約1,000本の松明に一斉に点火され、鉦や太鼓を合図に、
中央に立てられた、高さ20mの檜丸太の先端に大笠を取り付けた灯籠木(とろぎ)に向かって、
腰にさげた上げ松(松明)に火を付けて、投げ上げて、大笠への点火が競われる
大笠が燃え上がり灯籠木が倒される瞬間は、火炎がのぼり迫力がある
花脊(はなせ)は、鞍馬から鞍馬街道を北へ向い、花脊峠を越えた北側にある山村地帯で、桂川の源流域にあたる