はねず踊り(はねずおどり)

はねず踊り(はねずおどり)

時期:3月最終日曜

場所:随心院 (京都市山科区小野御霊町)   地図情報

 はねず踊り(はねずおどり)は、随心院のはねず(薄紅色)の梅が咲くころに行われる小野小町を偲ぶイベント

 前庭の梅林で、はねず衣装の小野小町深草少将に扮した少女達が踊りを披露する

【はねず踊りの歴史・経緯】


【はねず踊り】

 <はねず踊り>
 11時・13時・15時から約1時間行われる

 深草少将の百夜通い伝説をモチーフにしたものだが、明るい結末に変えられている
 作曲家:大橋博、舞踏家:森本博子の協力による

 小野小町のもとに100日間通いつめる約束をしていた深草少将は、99日目の夜、
大雪のために他の人に代わってもらった
 ところが、その夜、小野小町は「百夜には足りないけれどお上がりなさい」と家に招き入れる
 それで代人を立てたことがバレてしまい、深草少将は振られてしまい、
小野小町は、深草少将のことをすっかり忘れ、里の子供達と遊んで老後まで楽しく暮らしたという

 <奉納行事>
 狂言「土蜘蛛」、白拍子による今様など


【その他】

 <小野梅園>
 薄紅色(はねず)だけでなく、濃い赤・白・桃色、花びらも二重・一重などの梅花が咲く梅林
 枝には、和歌や俳句を書いた短冊が吊るされている

 <榧の木(かやのき)>
 小野小町は、深草少将が通い続けた日数を、榧の木の実で数えていたといわれる
 随心院の周辺には、数株の古木が育っている

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【京都検定 第1回3級】

44.はねず踊りが行われる随心院のゆかりの人物は?

【京都検定 第5回3級】

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