東山花灯路(ひがしやまはなとうろ)は、3月上旬の夕刻から夜に、東山区で行われるイベント
東山山麓の散策路に「和」を基調とした「灯り」と「花」の演出が行われ、周辺の神社や寺院の特別拝観とライトアップが実施される
2003年(皇紀2663)平成15年より毎年行われている
<灯りと花の路>
京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸の5種類の露地行灯約2,400基が、
東山山麓の、北は青蓮院から知恩院、円山公園、八坂神社を通って南は清水寺までの散策路約4.6kmに設置される
<いけばなプロムナード>
数多くの清楚な一輪挿しが露地行灯の灯りとコラボレーションされる
約10ヶ所に大型花器によるボリューム感のある生け花の作品が展示されている
小松流、未生流、池坊、御室流、いけばな京楓流
松月堂古流、月輪未生流、専慶流、都未生流、未生流笹岡
草月流、香風流、未生流庵家、いけばな京花傅、東福寺未生流
東山未生流、専敬流、華道本能寺、五明流、京都未生流
<竹灯り・幽玄の川>
円山公園内を流れる吉水の小川のせせらぎ一面を約1,000本の青竹の灯籠で満たされる
<華舞台>
ねねの道沿いの高台寺公園に「華舞台」が設置され伝統伎芸などが披露される
<大学のまち京都・伝統の灯り展>
円山公園
「伝統の灯り」をテーマとして、京都の芸術系大学、短大の学生による作品が展示される
<花灯路文人回廊>
青蓮院北側のあおくすの庭内
京都東山ゆかりの芸術家10名の作品と歩みを紹介したパネルが展示される
<花街・花灯路・人力車行列>
来場PRのために
京都五花街の芸子・舞妓さんが人力車に乗り、祇園界隈、南座前、円山公園など一帯で行列が行われる
<青蓮院>
宸殿前庭の、青色発光ダイオード数千個を使ったライトアップ
本堂 熾盛光堂から、本尊 熾盛光如来の梵字「ボロン」の形が光で映し出される
諸堂の夜間特別拝観、竹林のライトアップが行われる
<知恩院>
三門(国宝)が黄金色にライトアップされる
<八坂神社>
西桜門のライトアップや境内108の灯籠に灯が灯される
<大雲院>
祇園閣のライトアップが行われる
<高台寺>
方丈前庭「波心庭」では、「桃山の四季」をテーマにあでやかな映像投影とライトアップが行われる
諸堂の夜間特別拝観、竹林、臥龍池「水鏡」のライトアップが行われる
<圓徳院>
夜間特別拝観が行われ、北庭・南庭のなどのライトアップが行われる
<法観寺>
東山のシンボル「八坂の塔」のライトアップが行われる
<清水寺>
夜間特別拝観が行われ、仁王門、西門、三重塔などがライトアップされる
本堂・舞台や、奥の院からは、京都市街の夜景が望める
<主催>
京都・花灯路推進協議会
京都府・京都市・京都商工会議所・京都仏教会・
(財)平安建都1200年記念協会・(社)京都市観光協会の6団体で構成される
<主管>
京都・東山花灯路実行委員会
京都・花灯路推進協議会の構成6団体・地元自治会等各種団体・地元行政機関・交通機関等で構成される
<嵐山花灯路>
12月上旬
嵯峨・嵐山地域一帯が花灯路で飾られ、神社、寺院の特別拝観が行われる
<青蓮院>
市バス 神宮道 徒歩約3分
地下鉄 東西線 徒歩約5分
京阪電車 京津線 東山駅 徒歩約5分
<清水寺>
市バス 清水道 あるいは 五条坂 徒歩約15分