広沢池灯籠流し(ひろさわのいけとうろうながし)は、毎年8月16日、広沢池で行われる盆の精霊送りの行事
回向(塔婆施餓鬼供養)をされた後、広沢池一面に五色の流し灯籠が水面に浮かべられる
広沢池の西池畔からは、五山の送り火の鳥居形が流し灯籠と一緒に拝観できる
毎年8月16日19時頃より、広沢池で行われるお盆の精霊送りの行事
宗派を問わず、先祖や水子など、あらゆる亡くなられた方を供養して、あの世へ精霊を見送る
児神社にて各霊の回向(塔婆施餓鬼供養)をされた後、広沢池に五色の流し灯籠が約2000個、流される
灯籠は、赤・青・緑・黄・白の5色があり、仏の5つの智恵を表しているといわれる
灯籠は遍照寺の役員が船に乗せて池へ漕ぎだし、一つ一つ火をつけて風向きを見て流される
灯籠の申込は遍照寺で行われる(当日は、広沢池の西南池畔にある児神社(ちごじんじゃ)で受付される)
児神社では、御詠歌奉納も行われる
20時20分頃から、広沢池の西池畔からは、五山の送り火の鳥居形が流し灯籠と一緒に拝観できる
<広沢池>
平安時代中期に建てられた遍照寺の境内にあった庭池だった